「アメリカンホラー・ストーリー:カルト」第5話『野望の動機』のネタバレ

アメリカンホラーストーリーカルト

ボブはビバリーをオフィスに呼び、事件現場に一番に到着できる理由を聞き出そうとしている。さらに、彼はビバリーにフェイクニュースの報道をやめるように命じる。だが、ビバリーはセレナの死を公表しない彼を脅し、自分のやりたいようにやると告げる。

カイのもとに集まった、ゲイリー(スーパー店員)、ハリソン、ジャック(刑事)、ウィンター、RJ(ビバリーの同僚のカメラマン)、そしてビバリー。
カイは仲間の前で、市議になりたいのは肩書のパワーが欲しいからだと語る。

セレナの映像はボブに掴まれているため、公表できない。ならば、ボブを殺すしかない。
その仲間に、アイビーも加わる。

アリはは寝ている間に首に穴ができる夢を見る。虫が這っている幻覚すら見る彼女。
彼女はひとりぼっちだ。オズも、アイビーに連れられて出て行ってしまった。
働けないアリーにはお金もない。

アイビーは確信犯で、アリーを陥れようとしている。もう妻から心が離れているのだ。国も妻も嫌いだというアイビーの横には、ウィンターがいる。

ボブを襲撃するカイたち。「アヴェ・サタナス(悪魔万歳)」と叫ぶのがルールだ。
襲撃に成功するも、屋根裏に誰かいることに気が付く彼ら。そこには、皮膚をフックで吊られ、体を宙に浮かせている男がいた(これ、まんま「殺し屋1」ですよね)。
彼を逃がそうとするRJ。だが、カイは男を殺してしまう。

さらに、ボブを殺すビバリー。ビバリーの強さをほめるカイ。他の人間は役に立たなかった。

【ピエロの中身】

天狗のようなピエロ。リーダー格→カイ
レインボー柄の髪の毛をしたピエロ→ウィンター
頭の両端から手が突き出しているピエロ→ビバリー
象頭のピエロ→アイビー
白塗り頭のとうもろこしヘッドピエロ→RJ
脳みそが出ているピエロ→ジャック
緑の頭の背の高いピエロ→ハリソン
おかっぱ頭のゴスロリピエロ→メドー

※ここには出てこないけれど、白くてでっかい頭をしているピエロにはゲイリーが入ってます

アリーは隣家を覗き、ハリソンとジャックが付き合っていることを知る。
さらに、庭に忍び込むと、墓穴のような穴の中に縛られたメドーが転がされている。

アリーは逃げかえり、アイビーに助けを求めるが、彼女は取り合わない。
だが、アリーを追いかけてきて、窓の外に迫るメドー。「奴らはカルト」と告げるメドーは、アイビーの彼らの仲間だとバラす。

市議選のカイの支持率はアップしていた。だが、そのカイはRJを拘束している。彼は裏切り者にある素質があるというカイは、仲間たちにRJを殺させる。1人ずつ、釘打ち機を使ってRJに制裁を与える彼ら。

カイとビバリーは2人で話し合う。ビバリーはカイの過去を聞き出そうとする。「秘密を持つ人は弱い」から、カイの秘密を知りたいのだ。
彼は、両親のことを隠している。

カイの父は事故で足が不自由になり、弁護士として働くこともできず、暴力的になった。母親の浮気を問い詰め、精神的に追い詰めた結果、母は父を殺して自殺した。
それを発見したカイは、兄を呼ぶ。

その兄こそ、アリーのセラピストのルーディだった。まだ独立したばかりのルーディは、今の家と生活を維持するために、両親の死を隠蔽すべきだ(手当や年金の不正受給をしなければ暮らせないし、相続税も払えない)だと主張する。そのため、両親の遺体は、まだ彼らの寝室に寝かされている。ミイラ化したまま。
それを告白したカイは、ビバリーの前で泣き出してしまう。

感想

ピエロの正体がわかり、かなりすっきり。
モブキャラは多少増えますが、カイの仲間の主要メンバーは上記に挙げた人たちです。
ただし、ここからどんどん仲間割れしたり、洗脳のために殺されたりと、なぜか自滅していくカイたち。そして、ルーディの正体とは?
ちなみに、アリーの出番がどんどん減ります。