「アイム・ノット・シリアルキラー」

アイムノットシリアルキラー

2016年のアイルランド/イギリス/アメリカ映画「アイム・ノット・シリアルキラー」。
素晴らしい映画でした。主演は「かいじゅうたちのいるところ」の子役だったマックス・レコーズ。殺人鬼役は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイド!!!
ソシオパス(社会病質者)とシリアルキラー(連続殺人鬼)の戦いです。

ネタバレ

アイムノットシリアルキラー1

母が葬儀社を経営していることに加え、暗い性格のせいでいじめられているジョン。
彼の住んでいる町では、不思議な殺人事件が起きていた。内臓が抜き取られたり、事件現場に黒い油のようなものが落ちていたりと、謎が多い。

ジョンは連続殺人鬼の資質があると言われ、セラピストをつけられている。「寝小便、放火、動物虐待」という殺人鬼の資質を備えているといわれるジョン。

連続殺人鬼の手掛かりを探すため、勝手に遺体をいじっていて母に見つかるジョン(母は検死のようなこともしている)。手伝いを禁じられてしまう。

だが、ジョンは、片思いしている女の子・ブルック(隣人でもある)の祖父・ビルが人殺しをしているところを目撃してしまう。たまに好意から、ビルの面倒を見たり、ブルックの家を手伝ったりしていたジョン。
だが、ビルの尾行をしているうちに、母とセラピスト・グラントのデートを目撃してしまう。

さらに殺人を目撃するジョン。警報がなり、警察がやってくるが、ビルは警察すら殺してしまう。殺人の後、ダンスを踊るビル。
その一方で、昼にはビルのトイレの世話をするジョンの姿もある。

クリスマス。疎遠な父が贈ってきたプレゼントは、箱だけだった。
ビルに怒りの電話をして気を紛らわそうとするジョンだが、ビルは「お前が誰かはわかっている」と言い出し、彼が電話をかけている公衆電話まで車を飛ばしてくる。
友達の家に逃げ込むジョンだが、普通に見られたいがために彼と友人ぶっていたと気付かれてしまい、怒らせてしまう。
しかしながらその頃のビルは、そのジョンの友達・マックスの父親を惨殺していた。

ジョンはその殺人を目撃し、「お前のモノじゃない!」と怒鳴る。
それなのに、母に「マックスのパパが死んでも悲しくない、ママが死んだとしても悲しくないだろう」と強がってしまう。

セラピストと話すうちに、ビルが殺人を重ねながらもこの土地にとどまっているのは、妻・ケイを愛していて、彼女を失いたくないからだと気が付くジョン。ジョンはケイを襲い、ビルの殺人をやめさせようとするが、逆に刺激してしまう。ケガをしたケイのもとに帰宅したビルの車には、セラピストのグラントの死体が乗っていた。グラントは情緒不安定なジョンが家出をしたので、必死に探してくれていたようだ。そのせいで、彼は殺されてしまった。

マックスの父の葬儀中、ジョンのところにやってくるビル。2人は言い争いになる。ビルは殺人をやめるつもりはないし、今度はジョンの母親を襲う。だが、ジョンは母を守り、ビルに立ち向かう。
なんと、ビルの体の中からは大きな宇宙人が出てきて、体そのものは真っ黒になってしまう。現場に落ちていた黒い油は、彼の体液だったのだ。
ビルは自殺してしまい、その体は溶けてしまう。

何も知らないケイの見舞いにいったジョン。彼女はケイの実家にビルがやってきて、家族全員と過ごした時のことを思い出す。ビルは突然1人になりがたり、追いかけてきたケイに「今、ここで気付いたよ。愛してる。天国と地獄の何よりも」と呟いた。

ジョンは母の仕事をまた手伝うようになり、少し大人になる。

感想

雪深い街、連続殺人。なんとなくファーゴを連想させますが、オチはまさかのSF(なのかもよくわからない)。グロシーンはほとんどなく、殺人の場面はほとんどありません。そう考えると、珍しいホラー映画ですね。
ソシオパスってあまりよく知らないですが、殺人鬼ぶってる若い男の子って感じ。ただ、ものすごく頭がよくプライドが高いせいで、仲間から浮いてしまっているのかも?
ビルはありとあらゆるところで人を殺しまくり、街でも気に入らない人や目についた人をターゲットにするのですが、得体のしれなさは、今までに見たことがないレベル。最初は普通のボケたおじいちゃんくらいの存在感でしたが、正体がばれていくにつれ、どんどん「オカシイ」人に変貌していきます。

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