「トゥルーブラッド」シーズン1・第5話『蘇る過去の記憶』のネタバレ

トゥルーブラッドS1

タラは、ジェイソンにドラッグを売ったラファイエットを怒りに行く。
アデラのもとには、ヴァンパイアのビルに講演を頼んだことでクレームの電話が相次いでいる。しかし、祖母はそのことをスーキーに話さず、明るくごまかしている。
ラファイエットはジェイソンに謝りに行くが、そこでタラがジェイソンのことをずっと好きだったとバラしてしまう。気まずいジェイソン。

サムはスーキーをデートに誘う。その一方で、スーキーは兄とタラの関係を疑うが、否定される。

ビルの講演会には、ガラの悪い若者も集まっている。彼らの目的はVドラッグ(ビルの血液)のようだ。ジェイソンはドラッグをキメたまま講演会に現れ、タラを意識してしまう。

ビルは講演会でいい話をして、感動を呼ぶ。
スーキーとの同伴で講演会に来ていたサムとビルは、スーキーを巡って火花を散らす。ジェイソンはタラがかわいく見えて仕方がない。

サムは謎だらけの男だ。出身も家族もわからないし、感情も見えない。

講演会に来ていたガラの悪い男たち(三バカトリオ)は、ラファイエットをゲイ差別する。しかし、ラファイエットは彼らをボコり返す。
サムはスーキーとキスをするが、関係が先に進まないことにイライラしたサムは喧嘩を吹っかけてしまう。

ビルのもとに、警察がやってきて自宅で取り調べを受けることになる。彼は、パン焼き棒(暖炉でパンを焼く道具)を見て、昔のことを思い出す。
ビルは南北戦争後、家に帰るために彷徨っていたところをある女性に助けられる。だが、その女性・ロレーヌはヴァンパイアだった!彼女は紳士的なビルを気に入り、彼を殺しかけたうえで、自分の血を飲んでヴァンパイアにならないと死ぬと脅す。家族と再会したいビルは、その誘いに乗ってしまう。

ジェイソンは、サムの店に来ていたVドラッグの中毒女と関係を持つ。店の裏で、バカみたいな顔で彼女を抱いていたジェイソンを目撃したタラは、改めてジェイソンの軽薄さに幻滅する。

そしてスーキーが帰宅すると、大事な祖母・アデルがキッチンで殺され、死んでいた。

おばあちゃんはもっと出てくると思ったので、ここで脱落したのはビックリ。
サムのプロフィールが謎な理由には、ある大きな秘密があるからなのですが、それはシーズンが進むごとにわかっていく部分もあります。
そして、ビルの「メーカー」であるロレーヌ。ヴァンパイアとして登場する女性はたいていスレまくっているのですが、ロレーヌも非常に性格が悪く、ビルに執着しています。なお、吸血鬼は人間の血を吸って、その相手を吸血鬼にすることができる(その人間の「メーカー」になる)のですが、吸血鬼にするには手段があります。まず、血を吸って殺してから土の中に寝せて、そのまま蘇るのを待つという、古典的?な手段です。自分を吸血鬼にしてくれたメーカーには、基本的に逆らうことができません。命令されると、それに応じなければいけないのです。なので、ビルはロレーヌに反抗することができないという欠点があります。
そして彼女はスーキーの邪魔もしまくるのですが、この手段選ばずといった感じが非常に悪どくて面白いキャラクター。