「トゥルーブラッド」シーズン1・第4話『疑惑』のネタバレ

トゥルーブラッドS1

スーキーは、ドーンが殺された事件の第一発見者となる。だが。そこに花束を持った兄・ジェイソンが現れ、大家はジェイソンが犯人だと確信して証言を始めてしまう。
その騒動をアーリーン、レネ、ホイトが家の外から眺めている。

ジェイソンは逮捕され、落ち込むスーキーをサムが慰める。取り調べ中、手に入れたVドラッグの隠し場所に困ったジェイソンはまるまるそれを飲んでしまい、勃起し続けるはめになる。

タラは機転を利かせ、ジェイソンを警察から救い出す。アデルはスーキーに対して、兄を助けるように頼む。

アーリーンはドーンが死んだ分、仕事が忙しくてイライラしている。
ジェイソンは股間がいつまでたっても鎮まらない。
ジェイソンはスーキーに自分が犯人ではないと誓うが、証拠がない。アーリーンはビルのオーダーを通さずに嫌がらせをする。

スーキーはビルのクールすぎる態度に怒り、兄の無実を証明するためにヴァンパイアの集まるバー『ファングタジア』に連れて行ってくれと頼む。デートのようなお出かけに浮かれるスーキーだが、彼に「デートじゃないんだ」ときっぱり言われてしまう。

ジェイソンは、サムの店の冷凍庫に閉じこもって肉で股間を冷やしているところをタラに見つかり、病院に連れていかれる。そして、股間の“串刺し”にされ、血液を抜かれるというものすごい体験をする。

ファングタジアで、ボン・タン近辺のヴァンパイアを仕切るエリックに会うスーキー。エリックとパムは、スーキーの持参したモーデッドとドーンの写真を見るが、有益な情報は得られない。それよりも、はねっかえりな性格のスーキーを気に入るエリック。
そこでスーキーは、店に潜入していた捜査官の存在に気が付く。彼の心を読んだのだ。違法取引は店では禁じられているが、トイレで人間の血を飲んでいるヴァンパイアがいた!スーキーはエリックに警告する。次の瞬間、店に手入れが入り、大量の人が店の中になだれこむ。ビルは、スーキーにお姫様抱っこをしながら逃げる。
エリックは余計にスーキーが気に入ったようだ。

症状が落ち着いたジェイソンを見ながら、タラは昔、彼が自分のことをアル中の母からかばってくれたことを思い出す。

慌てて帰宅中のビルとスーキーだが(ヴァンパイアだけど車で逃げる律義なビル)、見咎めてきた警官に対して、血を吸うようなそぶりをする。スーキーはヴァンパイアの本能を目の当たりにして、怯えてしまう。

しかしその頃、殺人現場となったドーンの家に忍び込む影。それはサムだ。彼は店で盗んだビニール手袋をつけたまま、彼女のベッドに飛び込み、ゴロゴロと転がりまわる。

まさかのサムの変態エンド。
エリックが堂々と登場するのはこの回が初めて?おそらく、このドラマシリーズでもっとも人気を得たキャストなのではないでしょうか。このシーズン1では絵にかいたような昔のロン毛ですが、シーズン2から染髪に失敗したという謎設定で髪型が変わり、すごくあかぬけます。ビルが小さいのに対して、エリックはすごく背が高いんですよね(もちろん2人ともイケメンではあるんですけど、タイプが全然違う感じです)。
また、ジェイソンの股間カチカチ事件は正直、笑ってしまった。いや、股間がカチカチ=面白いシーンと言うわけではなく、知り合いの店の肉で股間を冷やすという行為にうっすら狂気を感じる。この治療のために、モノにぶっとい注射針を貫通させて血を抜くという荒療治が行われていたのですが、これって本当にある治療法なのだろうか。たしかめようがありませんが。