「ウォーキング・デッド」シーズン8・第13話『空虚な朝』のネタバレ

ウォーキングデッドシーズン8

森の中にいるモーガン。血まみれの男(王国で殺したニーガンの部下)が立っている。
「わかってるだろ、お前がやるべきだった」
モーガンはその幻覚に向けて、棒を振り下ろす。だが、彼はニーガンたちの車に気が付いて、クラクションを鳴らす。それは次々とリレーされていき、ヒルトップにまでたどり着く。

ヘンリーは自分も戦いたいと主張するが、エゼキエルとキャロルは止める。エゼキエルは「みんなを守れ」と彼の額にキスをするが、ヘンリーは不満げだ。

ダナ(ヒルトップにいたメガネの女性。この人も医療関係者らしい)が、手厳しく研修医のセディクを歓迎する。「知識がゼロのほうがまし」とまで言う彼女に、言い返すセディク。
「俺は力になりたい」「指示を出してくれ」と何度も言う彼に、ダナは「気に入った。準備して」と、改めて歓迎する。

ヒルトップに夜が訪れる。暗闇の中、ジェリーがマギーに合図をする。
「いくわよ」

ニーガンたちの車は、こっそり仕掛けられていた車止めのせいでパンクしたようだ。門の手前で、彼らは車を降りる。マギーは無線でニーガンを呼び出そうとするが、サイモンが代わりに出る。
「救世主38人が生きている。引き返せばこのまま生かす。去らなければ、38発の弾で38人を、私が殺す」
「残念な知らせだが、捕虜になった救世主は傷物だ。自ら苦境に陥った」
サイモンは捕虜を見捨てると宣言する。

激しい撃ち合いが始まり、捕虜の中にいる青年(比較的態度が良く、前エピソードでは捕虜たちを交代で外に出してほしいとマギーに交渉した)はマギーにアピールをする。彼は、ニーガンたちに裏切られた。だから、ヒルトップの味方をするという。だが、到底それは信じられない言葉だ。

戦いの最中、トビンがケガをして、それをキャロルが助ける。
サイモンはタラを狙うが、ダリルがすんでのところで彼女を助けた。だが、タラもケガをした。

突然静かになり、ニーガンの部下たちは驚きつつ、自分たちの戦いぶりに彼らが怯えたのだろうと油断する。だが、油断していた彼らはまた襲われ、撃たれ、どんどんと殺されていく。

また、モーガンの前には血まみれの男が現れる。
「わかってるはずだ!」と、彼を責め続ける。

翌朝。ヒルトップの外壁には、ウォーカーたちがへばりついている。
次の戦いには物資が足らないから、また調達に出なくてはいけない。

タラとダリル。
タラは、自分も提督といた過去を思い出し、自分もドワイトの側に立っていたかもしれないと思う。そして、ダリルの兄も同じような立場だったかもと彼に指摘する。だが、ダリルは自分の兄貴はそうかもしれないが、タラはそうならなかったと言う。
タラは森の中で自分を助けたドワイトをかばうようになるが、ダリルはその意見を受け入れられない。

リックのもとにカブを持ってきたミショーン。だが、リックは食事をしようとしない。
彼は気を紛らわすように働き続けている。
リックは、ニーガンの話を始める。
「部隊の最後尾に奴がいた、やるしかなかったんだ」

ジュリーは、墓穴を掘り続けている。
マギーは、捕虜の青年を檻から出し、仲間を埋めるのを手伝えと命じる。
「人間扱いしてくれてありがとう」
彼はマギーに感謝する。

「あなたは、いいリーダーよ」
王国の弓矢使いの女性は、マギーが捕虜を殺さなかったことをほめている。だが、マギーはそれも戦略のうちだという。マギーはニーガンに、夫(グレン)の墓を見せてから殺してやりたいのだ。それがいいリーダーだというのか?マギーは、残念なことに、死体の山の中にニーガンがいないと話す。

トビンと久しぶりに再会するキャロル。彼女は姿を消したことを謝るが、トビンはそれを責めない。
「ただ、ずっと考えてたんだ。あれは現実だったのか?」
「現実にしたくなかった。演じようとした」
「それはキツいね」
「普通に生きたかった。でも救世主と戦えば、さらに死者が出るから…気付いたのよ。あれは、私たちのことは、演じてたわけじゃないって。たぶん」
「そうか。こんなうれしいことは初めて言われた」
ニコッとするキャロル。
「ごめんなさい」
キャロルは、また自分が姿を消すかもしれないという。戦いはきっと終わらない。ニーガンとの戦いで勝利しても、得られるのは、明日だけ。

捕虜たちは、檻の中で落ち込んでいる。具合が悪そうな女性もいる。

ヘンリーは館の中をウロウロしながら、人目を盗んで銃を手に取り、どこかへと姿を消す。

ヘンリーはキャロルに「自分は戦えたのに」と訴え続けている。
その横で座り込んでいるリック。セディクはリックのケガを見て、手当てするという。感染しないように。リックはそれに応じる。セディクは落ち込んでいる彼を励まそうとする。
「死者の祈りがある。子供の頃に聞いた。“その最後に、誤った道に導くなかれ。死者の…”」
「やめろ」
気分を害したリックはそのまま、立ち去ってしまう

また夜がやってきた。マギーはケガ人の様子を見に行く。
ケガをしている男は、グレゴリーがリーダーのままだったらヒルトップは崩壊していただろうといい、彼女がリーダーだったことに感謝する。

夜。トビンは急に眼を覚ます。少しずつ、時が流れていく。
だが、突然ウォーカーになった男が、見張りの男に噛みつく。トビンもウォーカーになってしまった。ウォーカーは静かに、次々と増えていく。そして、館の中にいる赤ん坊(リックが連れ帰ってきた赤ちゃん)の泣き声を聞きつけ、ウォーカーは進んでいく。
マギーに感謝していたケガ人もウォーカーとなり、階段から転がり落ちる。そして、階下で寝ていた人間たちを襲っていく。

檻の中にいる捕虜たち。グレゴリーも寝ている。だが彼は目を覚ます。そこにいたのはヘンリーだ。兄を殺した犯人を、捜し続けているヘンリー。グレゴリーは知らないと言いながら、銃を持っている彼に警告する。
「お兄さんは残念だが、誰かを殺しても戻らない」
「だけど、気分はいい。一度やったんだ」
殺したのが誰か言うまで、一人ずつ殺していくというヘンリー。青年も立ち上がり、自分の兄も殺されたと言い、ヘンリーを止めようとする。

だが、館の中から絶叫が聞こえてくる。ウォーカーがいることに、ようやくヒルトップの住人も気付いたようだ。捕虜のなかのひとり(青年とは正反対で、反抗的な態度ばかりとっている。たしかモーガンの天敵で、彼がヘンリーの兄を殺したはず)が、サイコパスのように、響き渡る叫び声をうっとりと聴いている。ヘンリーは彼が犯人だと確信し、狙いを定める。

青年はヘンリーの説得を続けるが、捕虜の中からもウォーカーが出てきて、仲間のひとりを噛み殺す。生き残っている捕虜はヘンリーから銃を奪い、脱走していく。グレゴリーもその波の中に混じっている。

リックたちは、どうしてこんなことが起きたのかを考え続けている。だが、理由がわからない。

変異したトビンと対面するキャロル。彼女は一瞬驚いたような顔をするが、冷静にナイフを彼の頭に振り下ろす。
「噛まれてないのに変異した」
ニーガンのバットに、ウォーカーの血がついていたから、ケガした人間は変異した。その汚いやり口に、全員がイライラしている。
「共食いさせた」
まだウォーカーと化してはいないが、熱を出している男は自分の死を察してしまう。「誰かやってくれ」と言い出す彼。
「君がやってくれ。頼む」
マギーは困惑する。

リック、ダリルは、タラ、ロジータ、イーニッドの部屋を訪れる。ケガをしたものは発病すると告げる2人。そして、タラはケガをしている。ダリルは彼女に語り掛ける。
「森の中でお前は、もう待てないといった。奴を殺しておくべきだった」
「いいえ、彼が何をしようと、いずれ彼には死んでほしかった。それしか頭になかった。因果応報ってやつだね」
タラは落ち着いて、そう笑う。

マギーたちは捕虜のもとに向かうが、檻の中はもぬけのからだ。だが、ヘンリーを説得していた青年はもちろん、数人はヒルトップに残り、門を抑えてウォーカーの侵入を防いでいた。
彼らはニーガンに見捨てられ、ヒルトップに残ることを選んだのだ。

翌朝、キャロルはヘンリーを探している。だが、彼はどこにもいない。
キャロルはイーニッドの知らせ(ヘンリーが捕虜のもとに行き、彼らから兄を殺した犯人を捜そうとしていたことを知らせた)で、捕虜が捉えられていた捕獲場へと走る。
「わかってるだろ、わかってるはずだ」
モーガンの前に、また血まみれの男が現れる。
「わかってるだろ、わかってるんだろ。お前はわかってる!わかってる!」

ジェリーとジーザスは、また墓穴を掘っている。
王国の弓矢使いの女性は、マギーの横顔をじっと見つめている。
「何を考えてる?」
「犠牲のこと」
リックは、立ち去っていく。マギーはまだ、大量の墓を見つめている。

感想

まさかのタラ脱落決定!?しかも、このアイデアを考えたのは、かつてタラに思いを寄せた経験があるユージーン(タラは同性愛者なので、彼の気持ちは届きませんでしたが)。彼はこの結果を知り、何を思うのか?
ダリルとタラのコンビが結構好きだっただけに、残念ですね。
久しぶりに登場したトビンも、いきなりの退場。ただ、キャロルとの別れのシーンはよっぽど丁寧だったのですが、今回はめちゃくちゃあっさり。

しかし、今回よっぽど気になったのはヘンリー。一時期のカールと同じように荒れてますが、兄を殺した犯人を捜すのはいいとして、その犯人を殺したら気分がいいはずだと言い放つシーンではけっこうゾッとしました。
その一方で、ニーガンの捕虜の一部がヒルトップに合流。このあたりは久しぶりのいい話でした。セディクとカールのエピソード以来。しかし、セディクはどうしてこんなにいらない子扱いされてるの?ってくらい、他の人たちは手厳しいです。

そして、サイモンの暴走はニーガンの知るところになるのでしょうか?今回の襲撃では、ニーガンの側にいたドワイト。しかし、彼はヒルトップに戻ってきませんでした。
そもそも、ニーガンはジェイディスにどうされてしまったのか?

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