「ウォーキング・デッド」シーズン8・第12話『生き残る鍵』のネタバレ

ウォーキングデッドシーズン8

ニッコリするニーガン。
あたりを警戒している、サイモン。
沈痛な表情のドワイト。彼は自分のタバコの箱から、隠していた指輪を取り出す。それはかつての彼の結婚指輪だろうか。

そんなドワイトの部屋に、ニーガンがやってくる。
「戻ってきてくれて嬉しいよ」
彼はドワイトに、前線で活躍してくれることを期待している。ニーガンの追求に、すらすらと嘘で答えるドワイト。ニーガンはそのことばを受け入れたようだ。
「だがネズミはしばらく遊ばせ、その間に俺達は態勢を整える」
とニーガンは続ける。

ニーガンの部下たちは、フェンスにとりつけたウォーカーの腹を裂き、ひたすら内臓を取り出している。
「最高だぜ、なんとも素晴らしい」
その光景を見ながら、ヒルトップが跪くことを期待しているニーガン。サイモンも同調するが、ニーガンが消えたら真顔に戻る。
ドワイトは、サイモンやニーガンの部下たちがヒルトップを脅しに行くため、集まるのをただ眺める。ドワイトはバイクに跨ろうとするが、サイモンに一緒の車に乗るように勧められる。先に偵察隊は出ているし、車の中で計画が説明するつもりのようだ。しかも、それもニーガンの望みだ。ドワイトはバイクを降り、サイモンの後に続く。
もし反撃されても、ヒルトップの人間を殺してはならないとニーガンは命じた。
ニーガンの部下たちを乗せた車は、ゆっくりと聖域を出ていく。血のたっぷり入ったバケツの中に、ルシール(鉄条網つきバット)をつけるニーガン。
「美しいぜ、ベイビー」と笑う。

ヒルトップには、リックとミショーンが到着している。捕虜の檻を見るリック。久しぶりに、ジュディスと再会を果たす。

墓の前(グレンとエイブラハムの墓?)にいるリックのところに、ダリルがやってくる。
「よく考えてみた。失った人たちや、生きてる仲間…こんなのは理不尽だ。俺は、もう待てなくて聖域に行った。終わらせたかった。二度と奴らに機会を与えたくなくて、誰がいても構わなかった。正しいかは」
「正しい。俺も仲間のことだけを心配すべきだった。他はどうでもいい」
ダリルは、リックが落ち着くまで自分たちが戦うというが、リックも戦いに備えるという。だが、行動は別々にしたい、広範囲を見張るためだと言う。リックは強がるが、ダリルは彼が平気ではないと見抜いている。
「よくみんなを連れてきてくれた」
リックはダリルにそう言葉をかけ、去っていく。

リックのことを思いやるマギーとロジータ。2人も大切な人(グレンとエイブラハム)を失っている。
ミショーンとイーニッドのことを案じている2人。
「戦いが終わった後のほうがつらい」
「ニーガンが死ねば、私はつらくない」
だが、マギーは外に、何か不審なものを見つける。

サイモンとドワイトは、車の中で話をしている。サイモンは、ドワイトに本音を言えという。だが、ドワイトは彼をあしらう。サイモンは、ヒルトップへの遠征が、事態の収束に直結しているとは思っていない。リックやエゼキエル、マギーはいくら痛めつけても、屈しない。それをサイモンは痛感している。

マギーたちが見つけたのは「食料かレコード盤を渡せば、未来への鍵を渡してやる」というメモだった。ニーガンではないように思うが、相手の正体がわからない。
ミショーンはそのメモが本物だったら?と意見するが、マギーは警戒すべきだと主張する。
しかし、ミショーンは自分がそれを確かめに行くという。
マギーはヒルトップには食料が足りていないから、食べ物を集められるならば協力してもいいかもと思い直す。そして、ヒルトップにあるレコード盤を集めるという。イーニッドも、彼女たちについていく。

ヒルトップ周辺を偵察していたリックの近くの道を、ニーガンたちの車の行列が走っていく。彼はクラクションを鳴らしてヒルトップに警告しようかと考えるが、思いとどまり、車に飛び乗る。

リックは、最後尾にいたドワイトの車に追突する。ドワイトは逃げ、リックが追う。2台の車はサイモンやドワイトがいた車列から外れ、ひたすら走っていく。
ニーガンの部下たちは、彼が消えたことに気付き、車から降りて困惑する。他の者はニーガンを追おうとするが、サイモンはドワイトと2人でニーガンを探すという。

気を失っていたニーガンは、横転した車の中で目を覚ます。車の中は、血の入っていたバケツが転がって血まみれだ。ニーガンはバットしか武器がないため、銃を撃ってくるリックに応戦できない。だが、ニーガンが逃げた建物に不用意に飛び込んだリックは、バットで撲殺されそうになる。
ウォーカーが2人を追いかけてくるが、2人は建物の奥へと進んでいく。リックは弾切れになる。ニーガンはそれを知って余裕の表情を浮かべるが、階上に逃げた際、床が抜けてしまう。リックはなんとか落ちないようにしがみつく彼にオノを振り下ろそうとするが、ニーガンは自ら手を離して落下していく。

マギーとミショーンたちは、謎の人物が指定した約束の場所に行く。
そこにはジョージーと名乗るインテリ風の中年女性が待っている。メガネにばっちり決めたスーツ姿、イヤリングまでつけている。護衛の男性(サングラスの若い男。ティーンエイジャーにも見える)も、それぞれヒルダとミッジという名前だとわかる。とても身ぎれいだ。あまりにも世界の終わりにはそぐわない、この賢そうな女性に、驚くミショーンたち。しかもジョージーが取引するのは、モノではない。自身の知識だ。彼女は、モノと自分の知識を交換して生き延びてきたらしい。
「どうして?」
「他にすることがある?」
ジョージーはそう笑う。だが、取引はしないというマギー。ジョージーは、ヒルトップが特別で並外れた街(しかも、悪ではなく善の街)だと評価しているが、彼女の気持ちは変わらない。
マギーは彼女の理想論はサバイバルするのに役に立たないと感じているが、ジョージーはそれを否定する。ミショーンは彼女の迫力から取引しようとするが、マギーはそれを拒み、彼女をヒルトップに連れて行くという。

「まだ生きてるか?」
口笛を吹きながら、ニーガンはルシールを探している。暗闇の中で動き回る2人。ウォーカーの声もしている。ニーガンはリックを挑発し、自分は彼のように“犠牲者”を出していないという。
食人種(イーター)という看板が見える。部屋の中には、ウォーカーがいるのだろうか。
リックがカールや仲間を死なせたことを指摘し、また挑発するニーガン。カールに免じて、彼を許すという。全員がニーガンに屈すれば争いはなくなるし、ニーガンに差し出すべき食料や物資のノルマも減らしてやるとまで述べる。
だが、リックはニーガンたちがゴミ捨て場の住人やジェイディスたちにしたことを例に挙げ、信用できないと返す(サイモンがやったことで、ニーガンは初耳だ)。ニーガンは小さく、サイモンに向けて暴言を吐く。
彼らは暗闇の中で、お互いを殺すために、様子を探り合い続けている。

ニーガンのことを話しながら、サイモンとドワイトは歩いている。ドワイトは自分の気持ちを彼に明かさない。「彼を殺したいと思ったことは?」と聞かれても、「そんなこと、思ったことはない」とすかして答える。サイモンは、リックたちを殺したくてたまらない。供給源は、他の町を探せばいい。ひたすら前進あるのみ!と主張するサイモンの剣幕に、ドワイトはついていけないような顔をしている。

ニーガンの横転した車を見つけたドワイトとサイモン。中は血まみれだが、それはニーガンの血の跡なのか。彼は生きているのか、死んでいるのか、ウォーカーになったのか。
「死にぞこないを見つけたとして、どうなる?不快な思いを味わうか、立ち去るかだ」
サイモンは、ニーガンを探さず、待っている仲間たちのもとに戻ろうと言い出す。
ドワイトは何も言わず、そこでタバコに火をつける。ウォーカーが少しずつ彼らのほうにやってくる。ドワイトは吸っていたタバコをニーガンが乗っていた車に投げる。あっという間に、車は燃え上がる。それは、サイモンに同意する合図だ。

ミショーンは落ち着かない。
ジェリーは見張りから戻ってきて、マギーに状況を報告している。ニーガンたちは来なかったようだ。
マギーはジョージーたちをこの町にとどまらせ、車に積んであった食糧を自分たちで分けると言い出す。イーニッドも、マギーに同意して、彼女たちから奪うべきだという。彼女たちが今まで奪われず、生きていたのは奇跡だ。イーニッドはカールの件以来、スレてしまったようだ。
「使えるものは使うの。うまくいくなんて考え方は、甘いわ」
「カールが人を助けたから医師が増えた」と反論するミショーン。カールは勇敢だったと彼女は言うが、「だけど、死んだ」とイーニッドは言い返し、涙を浮かべる。ミショーンは彼女に、部屋から出ていくように命じる。
カールの死が、皆に影響を与えている。
「彼はあきらめなかった。リックが望む自分になろうと。私たちもよ。彼が望む自分になるの。あきらめない」
ミショーンも去っていく。

「お前が持っているものは、永遠には続かない。そのうち、俺みたいなやつに出くわす。お前は俺を救えない」
今度は、リックがドワイトを挑発する。そしてルシールに火をつけるが、ニーガンは血相を変えて「ルシールを返せ」と彼に迫る。しかし、そこにウォーカーがなだれ込んできて、それをリックが火のバットで殴り、火だるまのウォーカーが次々に増えていく。ルシールを取り戻したニーガンだが、それでもウォーカーは増え続ける。必死でウォーカーを殴る2人。
リックは1人、脱出する。

レコードを4箱、ジョージーたちに渡すマギー。だが、ジョージーは車に積んである食料をヒルトップに置いていくと自分から言い出す。レコードと誠意をもらったから。
そして未来への鍵として、風車や水車の作り方や、農業にまつわるハウツーなどをまとめた手書き本を置いていくジョージー。それはジョージーの頭の中にあった“知識”だ。
マギーはその本を見て、彼女の意図に気が付き、微笑む。ジョージーは、ヒルトップならそれをやり遂げられると考えている。すぐではないが、必ず戻ると言い、彼女たちは出ていく。

シーサイドのナターニャを殺したことを、ミショーンに告白するイーニッド。カールは死んだのに、自分は生きていることに違和感があるのだ。ミショーンは生きるために、大事なことを教える。戦うことも大切だが、戦ったあとのことのほうが、より重要だ。

サイモンは、仲間たちのもとに戻り、ニーガンがいなくても関係ないと言う。ニーガンは生きているかもしれないし、戻ってくるかもしれない。でも、ニーガンはヒルトップに警告しようとしただけなのに、リックたちはニーガンをひどい目に遭わせたと言い出す。
彼は、明らかに仲間を煽っている。そして、ヒルトップにいる者たちを皆殺しにして、街をなきものにしようと言い出す。
「過ちは消去しなくちゃな。俺達は前進する」
ドワイトは、この事態についていけないと感じているようだ。

ニーガンは、気が付くと車の助手席にいる。運転しているのは、ゴミ捨て場のジェイディスだ!自分の置かれている立場を理解して苦笑するニーガンを、ジェイディスは銃で殴りつける。

感想

ニーガンの俳優さんの演技のうまさに、改めて驚いた回。
ニーガンの人気が高いのか、出番が多いですね。ドワイトの出番も増えました。その結果、マギーやキャロル、ダリルの出番は減った感じ(まあ、忙しかったりいろいろあるんだろうけど)。この間日本に来たキャストはゲイブリエル、サイモン、ドワイト、ジーザスだったので、そのうちジーザスメイン回もあるのかなと期待してます。

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