「ウォーキング・デッド」シーズン8・第10話『託された手紙』のネタバレ

ウォーキングデッドシーズン8

ミショーン

カールの墓の前にいるリックとミショーン。リックは、その墓の前に作った十字架に、カールが自身の命を絶った銃をぶら下げる。ミショーンはやってくるウォーカーを切り捨てる。リックはしばらく考え込み、やはり十字架から銃をとり、自分のズボンの後ろに挟み込む。

美しかったアレキサンドリアの街は、ほとんどが燃えてしまった。
ミショーンは解放されたままのアレクサンドリアの門扉を締めようとするが、ウォーカーが殺到してそれをやることができない。彼女はウォーカーを手当たり次第に刺すが、人数は増えていく。ミショーンは絶望したまま、置き場のない感情に悩まされ続けている。
リックは、一言も口をきかない。

ミショーンは自分たちが住んでいた家に戻るが、カールが妹と共にポーチにつけた手形を見つけ、感情を揺さぶられる。だが、そこにはまたウォーカーがやってきた。彼女は家の中にいるリックに「行きましょう」と告げ、家を出ていく(彼らの家は、あまり被害がなかったようだ)。

ミショーンは、カールがよくいた東屋のほうに走っていく。リックも追いかける。
2人は炎上する東屋を、消火器で鎮火させていく。
だが、大量のウォーカーがそれを邪魔する。ミショーンは諦めようとしないが、リックに呼ばれ、車に乗り込んで街を後にする。
「ようこそ アレクサンドリアへ」
という看板が、はるか後ろのほうに見える。

「どういう意味だ?救世主と戦うのをやめろって?ニーガンに屈しろと?」
「車を止めて手紙を」
「まだだ。俺はいい」
ミショーンは手紙を読み始める。
「リック、カールは…ニーガンにも手紙を
「ジェイディスと話す」
「なんて?」
「武器と人員を手放せない」
「今必要?」
「一緒に聖域に行った。救世主に見られたから、彼らも狙われる。彼らが必要だ。奴らには渡せない」

リックとミショーンは、ゴミ捨て場に到着する。静まり返ったゴミ捨て場だが、トラップが彼らの来た道を塞ぐ。足元にはペンキの缶がある。そのペンキは、リックの靴の裏にベタベタとついてしまう。
「クソッ」
大量のウォーカーが彼らに迫ってくる。

ニーガン

ニーガンは、リックたちを捜しまわらせているようだ。そこにサイモンがやってくる。
ニーガンはカールにしてやられたとニヤつく。サイモンは自分が終わらせたいと申し出た。
「リックを追わないなら、俺はどこへ?」
ニーガンは自分の前の席を指さす。サイモンはそこに座る。
「ゴミ山だ」
彼らは、裏切り者であるゴミ捨て場の住人たちを殺そうと考えている。
「裏切りを繰り返すクソどもだが、資源であることに変わりはない。だからお前の企みは腹に収めて、取引する以外に生きる道はないとはっきりわからせてやれ。いつもどおりだ。1人殺せば、他は全員従う。1人だけだぞ、サイモン」
サイモンは「損失を減らすべき」と考えている。裏切りを繰り返す彼らに、見せしめが必要なのだ。
アレクサンドリア、ヒルトップ、王国、ゴミ捨て場の奴ら。
だが、ニーガンは「今精いっぱい平静を保とうとしている」と言い、「殺して解決するのは簡単だが、俺達はそれをやらない」と明言する。だが、サイモンはそれでも彼に歯向かおうとする。
リックさえ殺せば、すべてがうまくいく。ニーガンはそう言いながら、サイモンを睨みつける。

大きな箱が運ばれてくる。ヒルトップからきた棺だ。
「あと38人いる 撤退せよ」
中には、ウォーカーがいるようだ。唸り声が聞こえてくる。サイモンが扉を開け、ニーガンはすかさずウォーカーを殺す。中にいたのは、サイモンの部下のディーンだった。ヒルトップに捕虜がいることを知り、サイモンはヒルトップの奴らを殺したいと怒りをあらわにするが、ニーガンはそれをやめろと命令する。
2人の関係には、亀裂が入り始めているように見える。

イーニッド

イーニッドたちは、オーシャンサイドで監禁されている。協力を求めに来ただけだというアーロンだが、仲間を殺された彼らの怒りは収まらない。
アーロンはイーニッドを慰めようとするが「そういうことじゃない」と彼女は否定する。
「彼女、わざとだった。私に殺させた。でも、また私はやるしかない。こんな気持ちになっても」
すぐにオーシャンサイドの者たちは戻ってきて、彼らを立たせ、どこかに連れて行こうとする。
「気を晴らすために殺すなら意味がない」「罰するために殺すな」と主張するイーニッド。自分たちを殺せば、今度は彼らが殺されると言うのだ。
「おばあさんと同じ過ちを繰り返さないで。私たちに戦わせて、あなたたちは隠れていて」
「いいえ。生かすわ」

シンディは彼らを殺さない代わりに、協力もしないと言う。2人は森の中に連れていかれ、解放される。
「二度と来ないで」
「よそ者を殺さないで。私たちはわかる。誰が友人で、誰が敵か。あなたもでしょ」
「戻ってこないで」

アーロンは、彼らを説得するまで帰らないという。イーニッドを先に帰そうとするアーロンだが、彼の身を案じ、イーニッドは心配する。しかし、アーロンの意志は固い。自分の命と引き換えにしても、好戦的な住人を引き込み、戦力に加えたいと思っている。2人はハグをして、イーニッドは去っていく。

サイモン

サイモンは部下のところに降りていく。彼はゴミ捨て場に行くつもりだ。
「心配などひとつもない」と部下たちに告げるサイモン。

彼らはゴミ捨て場を訪れるが、ジェイディスたちは好戦的なように見える。
サイモンは彼らに謝罪を要求する。心からの謝罪を。サイモンは、ジェイディスが裏切ったことを知っている。
「心のこもった謝罪を聞かせてもらおう」
だが、ジェイディスはリックとは裏取引をしていないとしれっと告げる。サイモンは即座にブチギレ、ジェイディスを怒鳴る。しかし、彼は怒りを抑えた。
「お前は運がいいからな。運がよすぎるぜ」
ニーガンが彼らへの罰を最小限にするといったことを引き合いに出し、「アホみたいに運がいい」というサイモン。しかし、銃と弾を全部持っていくと告げる。反発する住人たちだが、サイモンは誠意を見せろと迫る。ザワつくゴミ捨て場の住人たち。だが、サイモンは有無を言わさず武器を回収する。

しかし突然、ゴミ捨て場に住んでいる彼らが、なぜそこにとどまるのかをサイモンは探る。他にもっといい場所もたくさんある。家に住めばいいのに、彼らはそこにいる。
裏にはヘリポートやソーラーパネルがある。ゴミ捨て場は、そもそも本当にゴミ捨て場なのか?
探ってくるサイモンを、拒絶するジェイディス。サイモンは謝罪に気持ちがこもっていないといい、ジェイディスの部下である初老の男性と、中年の女性を射殺する(いつも彼女の後ろにいた、副リーダー的な存在)。2人とも、ジェイディスにとって右腕のような存在だった。ジェイディスもブチギレ、サイモンを突き飛ばしながら謝罪する。サイモンの片足が、青いペンキで汚れてしまう。
サイモンは部下に命じて、ゴミ捨て場の住人たちを撃たせる。

戻ってきたサイモンだが、それをニーガンが出迎える。
ニーガンはギャビン(王国に行っていた部下?)から何も連絡がないことを案じている。サイモンはゴミ捨て場の者たちを殺したことをごまかし、嘘をつく。
そこに、ニーガン宛にリックから無線が入る。
ふとサイモンが足元を見ると、そこには乾いたペンキがべっとりとついたままだ。サイモンはそのことに気が付き、ぎくりとした表情を浮かべる。

(ジェイディス)

リックとミショーンは、ゴミ捨て場でウォーカーたちに囲まれ、奮闘している。ゴミの山に登る2人。ウォーカーは、よく見るとゴミ捨て場の住人たちだとわかる。
ジェイディスは、真っ白なワンピースを着て、裸足のままゴミ山の上で呆然としている。
彼女は、出入口は彼らが入ってきたところにしかないという。しかし、上からゴミが落ちてきて、その入口は埋まってしまった。
「ゴミ山じゃなかった。見渡す限り、ゴミが広がっていただけ」
ジェイディスは、ここに作品作りの材料を捜しに来ていたのだ。世界がこうなってから、ゴミ捨て場が自分たちの世界になり、他の世界から隔絶することができたと話す。
冷酷そうに見えた彼女は、泣きながら絶望している。
リックは「君の責任だ」と言い、はがれて落ちていた車のドアを加工し始める。それを盾にして、ウォーカーの山を走り抜けようというのだ。
「一緒に行かせて、いなくなるまで」
「ダメだ。もうだまされない。どうせ役に立たない。行こう」
2人は去り、置いてけぼりになったジェイディスは別方向から山を下りていく。
「待って、お願い、私も行かせて」
ジェイディスに向かって発砲するリック。彼女は、リックに許されなかった。

傷だらけの脚で、機械の脇に立ち、地面を叩き続けるジェイディス。ウォーカーたちを引きつけている。彼らは少しずつゴミ山を登る。ウォーカーと化したジェイディスの元仲間たちは、彼女を食べようと進んでいく。
しかし、ジェイディスはゴミの粉砕機を使って、ウォーカーたちをそこに落とし、体を砕いていく。仲間たちが肉片となり、ベルトコンベアで運ばれていく。その肉片が、彼女の描いた美しい絵に飛び散っている。
彼女の右腕だった初老の男も、中年の女も粉砕機に落ちながら、彼女を食べたそうに唸る。
仲間を救えなかったことを悔やむジェイディス。また涙を流す。粉砕機の下には、肉片が山を作り始めている。すべてが終わった。彼女は前を見る。

ゴミ捨て場には、死体が散らばっている。ジェイディスは粉砕機の横に倒れ、空を見る。
そしてゴミをよけ、隠してあった箱から何かを取り出す。
「アップルソース 常温保存」
ジェイディスは缶を開け、それに口をつけて飲み込む。

リック

リックは、ジェイディスが生きているはずだとミショーンに話している。
ジェイディスが嫌いだが、死んでほしくはないというリック。
「カールが言っていたわ。選択肢がある時、何を選ぶべきか」
動揺したリックは路肩に停車する。
「少し時間をくれ」
「いいのよ」
リックは手紙の束を手に、ミショーンのいる車から離れていく。

草原で「パパヘ」と書かれた手紙をよけ、「ニーガンへ」と書かれた手紙を読むリック。
リックは少し読み進め、その内容に驚き、顔を上げて目を抑える。
そして、無線機で交信を始める。
「ニーガンを出せ」
「誰だ?」
「リック・グリムスだ」
「リックから無線とはな。居場所を言え、顔を見て話そう」
「カールが死んだ。手紙がある。おまえにも」
ニーガンも思わず、ショックを受けた顔をしている。
「お前にやめろと頼んでる。俺にもやめろと。俺達に和平を結べと。だがもう遅い。和平を望んでもムダだ。お前を殺す」
「何があった?」
「何が?」
「どうやって死んだ?俺達か?手榴弾か?銃で?」
「お前たちじゃない。人を助けようと外へ出て、噛まれた」
「なんてことだ。まったく…残念だよ。彼には俺の計画に加わってほしかった」
自分たちの明るい未来には、カールがいたはずだったと言うニーガン。だが、リックはそれに噛みつく。
「お前に未来なんてない」
「何やってんだ?お前がことを荒立ててる。お前がカールを殺した。お前が反抗するからだ」
ニーガンは、カールが死んだのはリックのせいだと煽る。ニーガンは続ける。
「次は誰だ?」
「お前だ」
「いや、他の誰かだ。俺は人々を死から救う。俺が答えだ」
リックが正しい判断をすれば、カールは死ななくて済んだし、他の人間も死ななくて済むだろう。
「俺を殺すというのは勝ってだが、お前は殺せない」
リックはリーダー失格であり、父親失格であるというニーガン。
「諦めろ、お前は既に負けたんだ」

感想

今回は群像劇みたいな感じ。敵も味方も入り乱れました。
ピックアップされたのはリック、ミショーン、ニーガン、サイモン、イーニッド、アーロン、ジェイディスかな。
ジェイディスの意外な一面が見られたのは面白かったですが、彼女は果たしてどちらにつくのか?
サイモンのことを相当憎んでいるはずだから、リックの側につきそうなものですが……。

そして、気になるのはアーロン。死ぬフラグを立てないで欲しい~!

そして今回、ダリル、エゼキエル、モーガン、キャロル、マギー、タラ、ロジータ、ユージーン、ジーザスにセディクも出番なし。そういえば、ゲイブリエルはどうなったんですかねぇ?
おそらくキャロル、ダリル、エゼキエル、モーガン、ユージーンあたりはメイン回がありそうな気もしますが、FOXと揉めているらしいマギーはどうなんだろう?
最近、マギーとキャロルがあまり登場しなくなったので寂しい。

あと、手紙はミショーンとリック、ニーガン、イーニッド以外は誰に残されているのでしょう??

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>