「ウォーキング・デッド」シーズン8・第4話『王への忠誠』のネタバレ

ウォーキングデッドシーズン8

風呂上がりのエゼキエル。
王国では、戦いに行く者たちが家族と別れを告げている。親、子供、妻と別れを惜しむ面々。
戦いの前、ヘンリー(ベンジャミンの弟。ベンジャミンは前のシーズンでニーガンに殺され、それを機にモーガンが「人を殺さない」という信条を捨てた。弟のヘンリーは無事に生きてます)を撫でるエゼキエル。
「恐れるな、勇敢になれ。お前は勇敢なのだ」

エゼキエルは皆の前で演説を始める。
「大いなる挑戦であり、チャンスだ。我らの命や生き方は、危機に瀕している」と言いながらも、こう続けるエゼキエル。
「だが、私は笑う!」「我らは戦い、血を流すだろう。だが笑おう!」
その言葉に感動した王国民たちは、彼に抱きつき、大きな輪ができる。
だが、次の瞬間、それが死体の山に変わっている。

飛び出した臓物。ちぎれた腕。死体の山の中から、腕が飛び出す。エゼキエルだ。周囲の者が彼をかばったのか。他の者は全員死んでしまい、彼だけが生きている。大切な部下も、彼を慕った国民も。エゼキエルは泣き、叫ぶ。

しかも、彼らは蘇ってくる。ウォーカーとして。彼らはエゼキエルを見つめ、捕食しようとにじりよってくる。
(ここでOPの映像。鳥肌が立つ!)

エゼキエルは立ち上がることなく、這ったまま逃げる。彼は足が悪いのだ。
息子にもらった花を腕につけたまま、ウォーカーになっている女性もいる。だが、彼を助けに、生き残っていた仲間が現れる。

建物の中では、銃器をもった男たちがいる。キャロルは物陰に隠れ、なんと天井裏に逃げてそこから彼らを射撃する。しかし、ニーガンの仲間たちはまだいる!彼らは警戒を強めていく。

虎のシヴァはどこに行ってしまったのだろうか?
エゼキエルを助けた王国民も殺され、メガネの男が彼をとらえる。

銃器を運ぶ男たちを尾行するキャロル。

エゼキエルは必死で歩くが、速くは進めない。イライラするメガネの男。
「ニーガンはお前の名を知っているのか?」
問われた男は「俺がニーガンだ」とせせら笑う。そして、エゼキエルを仲間を騙していたペテン師だと罵る。彼らを死なせてしまったエゼキエルは、その言葉に恥じ入ってしまう。

キャロルは、銃器を車に運び込んだ男たちを狙撃する。撃ち合いになるが、一方的に撃たれるしかないキャロル。車の陰で身をひそめるしかない。

エゼキエルの頬に、血でペイントするメガネ男。「威厳など妄想だ」
歩けないエゼキエルだが、ニーガンは彼と、マギーとリックをウォーカーにして、フェンスにつなぐつもりだ。だが、もういいというメガネ男。彼はエゼキエルの生首を持って帰るつもりだ!

しかし、次の瞬間、彼の体は裂けてしまう。エゼキエルの忠実な部下(アジア系のでっかい体のおじさん)・ジェリーがやってきたのだ!だが、彼の武器の斧はボロボロのようだし、彼自身も疲れ切っている。

キャロルはまたまた戦いに慣れていない女性のフリをして、ニーガンの仲間の1人を囮にとる。だが、他の者は彼を裏切り、彼ごとキャロルを撃とうとする。しかし、それもキャロルの作戦のうちだ。彼女は隙をついて、建物のフェンスの扉を開くボタンを押す。ウォーカーがなだれこみ、ニーガンたちの数が減っていく。

エゼキエルとジェリーはウォーカーに対して戦い続けるが、フェンスの鍵を壊すことができない。彼らは大量のウォーカーを前に、武器を握り直す。
ジェリーはニッコリ笑って、エゼキエルに「感謝します。あなたはクールな男だ」と言う。

キャロルは男たちを追い詰めているが、ふとエゼキエルとジェリーがピンチだと気が付く。彼女はニーガンたちを殺すか、エゼキエルたちを救うか、迷う。

キャロルはエゼキエルとの会話を思い出していた。彼は、自分の本当の姿を知るキャロルには本心を打ち明けている(以前のシーズンで、キャロルはエゼキエルが本当のキングではなく、仲間のためにその役割を演じていることを見抜いていた)。エゼキエル自身は、戦いをあまり経験していない。だが、「なるべき自分になる」と、あくまで求められている役割を演じている。彼はもともと飼育員であり、おとなしい性格だった。だが、シヴァのおかげで、彼はキングを演じることになった。でも、英雄が求められたら英雄になるだけだ。ベンジャミンのこともあり、彼はそれを求められた。
キャロルは、自分の人生を自分で選んできたのか?と問われる。
「決めたのよ。あなたと同じ」

次の瞬間、エゼキエルはキャロルに助けられている。
「機関銃を聖域に運ばれたら…」と心配するエゼキエル。
「運ばせやしない」
遠くから、バイクのエンジンが唸る音が聞こえてくる。

逃げていくニーガンの仲間2人を追うのは、ジープに乗ったリックとバイクに乗ったダリルだ。ダリルはバイクを狙撃されてコケてしまう。激しいカーチェイスが続くが、道を彷徨うウォーカーのせいで、車は蛇行を続ける。
リックの車が蛇行した次の瞬間、ダリルのバイクがその陰から出てきて、まず1人を射殺する。

リックは敵の車に乗り移り、車ごと草むらに突っ込んでいく。
すんでのところで飛び降り、草むらから這い出してきたリックに「無様だぞ」と呆れるダリル。彼らは運転席の男が生きているかを確かめに行く。

キャロルとエゼキエル、ジェリーはまたウォーカーに囲まれている。何度も自分を置いていくように命じるエゼキエルだが、2人は言うことを聞かない。
森の中には、産業廃棄物が流れ込んでいる沼があり、そこに落ちたゾンビは肌が溶けてしまっている。エゼキエルは自分が犠牲になってウォーカーを食い止めるという。

「私は王ではない、陛下でもない。あれ(ウォーカー)は現実だ!私は王ではない、つまらぬ男だ…」

が、そこに出てきたのは…シヴァだ!シヴァはエゼキエルを守るため、ウォーカーたちの犠牲になる。十数人のウォーカーに襲われ、そのままちぎられ食べ死するシヴァ。
(そんなに新鮮な死体じゃないだろうし、トラがパンチしたらすぐに体崩れそうだけど、なんでシヴァが犠牲になったんだ…)

王国に戻ったエゼキエル。仲間は彼を笑顔で出迎えようとするが、王のあまりの変貌ぶりに凍り付く。エゼキエルはひとりで、脚を引きずりながら建物の中に入っていく。彼の顔には、もう微笑みはない。

感想

全部予想できていたとはいえ、つらすぎるエンド。
エゼキエルの思想って、「傲慢」なんじゃなくてあくまで「ポジティブ」で、求められたからそう応えていただけなんだなあという印象。王国には悪人ゼロだったし、ああいう形で全員が殺され(とはいえ、敵を舐めすぎだろうとは思ったけど)、しかもあんなに慕っていたエゼキエルを食べようとして蘇ってくるという恐ろしい展開。これこそゾンビものの醍醐味ですけども。それにしても、ウォーカーになった仲間に襲われるシーンって久しぶりに描かれる印象。

シヴァはCGでお金かかるから仕方ないね…という風にしか、自分を慰められない。動物がゾンビとの戦いに混じるってユニークだし(どちらかというと襲ってくるほうだ)、もう少しその設定で遊んでほしかった!
にしても、虎ってボロボロの死体相手なら十数人でも勝てそうだけどなあ。動物学の権威に聞いてみてほしい。

そして、久しぶりにキャロルの戦いも見られて満足。やっぱりキャロルの知能戦ってカッコイイし、他のキャラではあまり見られないズルさがあるのも好き。ジェリーも好きです。グレンが死んでしまい、ヒルトップの住人とジェリーくらいしかアジア人生き残ってないのよね。
おまけにリックとダリルのカーチェイスつき。ウォーキング・デッドでは珍しいカーチェイスがあります。このドラマの中のガソリンはどれだけ劣化しないんだ。そして、このシーズンから貴重な車を壊しすぎではないだろうか。爆破、破壊シーンがすごく増えましたね。そういや「Zネーション」では自転車移動のシーンもあったけど、ウォーキング・デッドではあんまり自転車は出てこないのよね。

このエピに登場したメガネの男性もいい演技なんですよ。こういう陰険でイジワルで死に方が派手な役、演じるのもやりがいがありそうですよね。
そろそろユージーンとゲイブリエルの話も見たいし、ロジータがどうしているのかも気になる(急に出てこなくなったロジータ。私は好きだよ!)。ジーザスの判断がどうなるか(絶対失敗しそうな発想だが)、モーガンがどう立ち直るのか、カールが助けた人はどう関わってくるのか?毎回ハラハラしながら見てます!

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