冒頭から、病院の通路を歩くシャネルはバッティングマシーンの最速の球に襲われる。だが、シャネル8番が貰い球をして、シャネルは助かる。3番も襲われるが、中身のカスケードは彼女を殺さない。ホッフルはそれを咎める。
ホルトが自分を殺そうとしたことを水に流すシャネル。
ヘスターはマンチとホルトを結婚させようとする。彼女が死ねば、チャドの遺産ごとホルトとヘスターのものになるとたきつける。さらにヘスターはホルトを口説きまくり、彼を呆れさせる。
生き延びた8番は沼でトマトを育てているらしい。沼のそばにある肥料が引火しやすいと聞き、ホッフルはほくそ笑む。
ホルトはプロポーズをするようだ。シャネルは喜ぶが、彼が選んだのはマンチだった。プライドがズタズタになったシャネルはショックを受ける。だが、ホルトは毎日SNSで一緒に自撮りをするし、彼氏のフリはし続けるといい、シャネルは納得する。マンチが死んだら、シャネルと復縁するとまで囁く。
3番とカスケード、ジェーンは3人で会うが、ジェーンはとうとうカスケードと絶縁するという。
マンチとホルトの結婚式。シャネル5番はギリギリで検査結果をマンチに伝えに来る。彼女はクールー病ではないかもしれない。脳組織を採取すれば、すぐにわかるはずだ。もし病気ではなければ、マンチとホルトはずっと一緒だ。
ホッフルに電話するジェーン。殺人を手伝いたいと申し出るが、断られる。まだ捕まっているゼイデイの面倒を見ているジェーンは「彼が正しい」と呟く。
ヘスターはホルトに、マンチの手術中に彼女を殺せと命じるが、ホルトは断る。
マンチに嫉妬しているシャネル。「嫉妬が脳の中でオナラしているみたい」と言うほどだ。マンチの脳に、アツアツのパンプキンスパイスラテを浴びせる計画を立てるシャネル。死なせるんじゃなく、殺したい!のだ。
マンチの手術が始まるが、シャネルは間違ってホッフルにラテをかけてしまう。
マンチはクールー病ではなく、極度の脱水症だった。彼女は水代わりに、スコッチとウォッカしか飲んでいなかったのだ。食べたのも人間の脳ではなく、子羊の脳だった。
ホッフルは地下室に全員を呼び出し(ヘスターだけ逃亡)、自分がビーンの姉妹だと明かす。だが、シャネルはビーンのことなんて忘れている。
マンチ、カスケード、ホルト、シャネル、3番、5番、8番、さらにゼイデイとジューンもやってくる。彼女を止めるジェーンを殺すホッフル。
そこにデニスが冷凍保存から目覚め、復活する。だが、事態は悪化して、彼女も殺される人間のリストに入る。
5番はアソコに歯があるとカミングアウトする。
しかし、彼女たちはホッフルが用意した爆弾を止めることに成功した。
ホッフルは沼のほうに逃げ、3番に向かってナタを投げる。カスケードが身代わりになり、死んでしまう。沼に落ちたホッフルは、そのまま沈んでいく。マンチだけは助けようとするが、やっぱり無理だと行ってしまう。事件は解決した。
連続殺人犯は、キレイでおしゃれで冷酷、スリムじゃないと生き残れない。特に、このドラマでは。
ゼイデイとシャネル5番のおかげで、病院は繁盛している。
マンチとホルトは破局、マンチは別荘を買ってアスペンでセックスカウンセラーをしている。ヘスターがチャドの遺産を盗み、ホルトも盗んでいったのだ。
ホルトとヘスターは、ブラッドアイランドを訪れた旅行者を殺して楽しんでいる。2人は愛し合っている。
シャネルは「ラヴィン・ザ・C」という医療番組の司会者をしている。3番がエグゼクティブプロデューサーだ。
彼女はセレブに戻ったのだ。だが、帰宅しようと深夜に車に乗ると、KKTバッジが落ちている。そして、後部座席に赤い悪魔の人物がいる!
感想
凄くあっさり終わるのでびっくりした。沼オチなんて想像できますか?
なお、スクリーム・クイーンズはシーズン2で打ち切りだとFOXが発表したみたいですね。残念!それだけに「次はこうなるかも」と語ることすらできないのですが、やっぱりエマ・ロバーツが死ぬほどカワイイこと、脇役の女性陣もみんないい味を出していたこと(それだけに多忙すぎるということも、打ち切りと関係しているのか)以上に、脚本がいい意味でしょうもなさすぎるのが良かったです。ホラードラマでここまでメタ演出が徹底されていたのはあまり例がなさそうですね。充分楽しめました。