「スクリーム・クイーンズ」シーズン1・第12話『爆弾メール』のネタバレ

ピートが赤い悪魔なのだろうか？グレースはショックを受ける。彼は赤い悪魔と取引していたのだ。ピートはクラブハウスを見張っていた時、ションデルを殺したのがブーンだとわかった。だが、ブーンから説明され、彼に影響されてしまったのだ。ピートは、社交クラブやその会員たちこそ化け物だと信じている。

ちなみに、クラブハウスでロジャーを殺したのはピートだった。DDSに落とされたことで、ピートがその会員を逆恨みしていたのもある。だが、2人の悪魔に脅されてロジャーを殺したのだ。グレースを守るために。グレースも「赤い悪魔は正しいのかも」とぽつりと漏らしたことがあったが、グレースはあくまでたまたま思ったことを口にしただけで、彼女のポリシーではないと怒る。
 「深淵を覗き込む時、深淵もお前を覗いている」というニーチェの言葉を参照するピートに、グレースは怒り心頭だ。

ピートはブーンを殺して終わらせるつもりだった。ブーンを殺せば、実行犯がいなくなる。シャネルの腕を撃ち、警官を殺したのもピートだった。
ピートはシャネルに恋心を利用され、バカにされた（騙されて原始人コスプレを披露）。
ピートは「もうひとりの殺人鬼はKKTの姉妹の1人」と明かす。グレースは彼と決別しようとするが、戻ってくる。だが、ピートは赤い悪魔に殺されてしまった。

シャネルは、会員に送った暴言メールを（赤い悪魔によって）全生徒に転送されてしまい、一躍時の人となる。たくさんの人が彼女に抗議する。シャネルは深く傷ついている。

ゼイデイは自殺しそうなシャネルを止める。そこに赤い悪魔がやってくるが、ゼイデイが撃退。しかも、シャネルがたまたま注文していたヘビに噛まれる悪魔。だが、マスクをとると男は知らないおじさんがいた。彼は「女に命令された」と言う。

ここで部屋に飛び込んできたヘスター。彼女は顔を隠したシェイディー・レーンの老婆に会ったといい、「私はドークだ」と彼女が呟いていたと言い出す。

赤い悪魔の格好をさせられている人は、ピザの配達員らしい。彼は体中に爆弾をつけられている。クラブハウスの女を全員殺さなかったら、爆弾を爆発させると言われたのだ。彼は、ボイスチェンジャーを使っていたものの、相手は女だったと断言する。
しかし、そのまま配達員は爆殺されてしまう。

シャネルは好感度を取り戻すため、メラニーのお見舞いに行き、やってもない犯罪（タンニングスプレーに塩酸が混ざっていた事件）を謝ると言い出す。

グレースはマンチの部屋を調べるため、ウェスに協力を頼む。
マンチが部屋に戻ってくると、裸のウェスが待ち受けていて彼女を口説く。グレースとゼイデイはその隙にKKTの会員の成績を調べることにする。

ヘスターだけはクラブハウスに残り、シャネルの服を物色している。

グレースたちはお互いを信じあって、互いに犯人ではないと確信している。
・工学と国内テロの授業をとっている→爆弾作れる
・ブタの解剖学は落としてる→こんな人が腕を切り落とせる？
・裁縫の授業とってる→赤い悪魔の拠点には、コスチュームを手作りした痕跡があった
・人体解剖学とってる→間違いない
しかも、この人物は高校もでっち上げている。明らかに怪しい！犯人がわかった！

シャネル、シャネル3番、シャネル5番はメラニーの家に行くが、5番は出会い系アプリの男と会えそうだという理由で帰ってしまう。

ウェスは思いがけず、マンチにメロメロになってしまう。マンチは、娘がいるからウェスとは付き合えないと煽る。彼女もまた、ジジと同じでグレースを遠ざけようとしているのだ。

メラニーに会いに行くが、そのただれた顔を見てホラー映画の登場人物を口走る失礼なシャネルたち。シャネルは、突然メラニーを襲う。彼女はメラニーが犯人だと思っているからだ。ヘスターが目撃した女はベールをかぶっていたし、メラニーもかぶっている。それに、その女性が口走った「ドーク」は、メラニーの苗字「ドークス」と酷似している。

だが、本当の悪魔はヘスターだった。
シャネル、3番、ゼイデイ、グレース、そしてシャネル5番がクラブハウスに戻ってくるが、ヘスターはシャネルのハイヒールが目に刺さったまま、死んでいる。だが、息を吹き返した彼女は、シャネル5番を指さして「赤い、悪魔よ…」と呟く。

感想

次で最終話です。ピートの死、なぜか突然ウェスとマンチがくっつき、そしてやっぱりヘスターが犯人だとわかりました。まあ、そりゃそうだよな。グレースとゼイデイは違う、シャネルたちはおバカすぎてたぶん違う、マンチも怪しすぎる。となると、やっぱりヘスターですよね。
次回、ヘスターがどうして犯人になったのかが明かされる回です。シャネルたちには因果応報といっていいほどの終わりが待っています。