「フリーキッシュ 絶望都市」シーズン1・第4話のネタバレ

フリーキッシュ絶望都市S1

前話までのあらすじ

・メアリーが感染してしまい、そのことを巡ってみんなが対立。グローヴァーもまずい立場に。
・バレットは無線機が修理できたことや、誰かと通じていることを隠している。
・糖尿病のラショーン、インスリンがもうない。

第4話のネタバレ

両親に動画メッセージを残そうとしているナタリー。2日経過して、外部からは何の連絡もない。それぞれ、憔悴している。ダイエットは失敗、生徒会長選挙も(この騒動で)ダメ、おまけに妊娠している。それでもメアリーは、両親に動画で気持ちを伝えたかったようだ。

ヌードルは体育館でバスケをしている。いつも通りにしないとイカレそうだというのだ。しかし、ラショーンに比べると彼はだいぶ下手だ。

グローヴァーはメアリーを探して保健室に戻るが、襲われてしまう。部屋の外にメアリーを突き飛ばすグローヴァー。彼は閉めたドア越しに彼女を説得しようとするが、ヴァイオレットの声を聞いて、メアリーはその方向へ駆け出してしまう。今度は妹を追いかけるグローヴァー。だが、そこにいたのは異常事態に驚いていたヴァイオレットだった。2人はメアリーを探すことにする。

1人でバスケを続けているヌードルだが、何かの気配に気が付く。彼はロッカールームで靴を脱いでいるが、それを見つめているのは……メアリーだ。

非常事態に、武器を配布するディーゼル。ヌードルがひとりなのを思い出し、ラショーンは駆け出す。
彼らは手分けしてメアリーを探す。

ディーゼルはナタリーと一緒にメアリーを探しているが、子供の父親のことを詮索する。彼とは模擬国連大会で出会ったらしいが、その男は妊娠のことを知らないらしい。そんな話をしながら、ナタリーを部屋に閉じ込めるディーゼル。これは彼なりの思いやり(妊婦だから、脅威から守るため)だったようだ。

バレットとヴァイオレットも組んで歩いている。バレットはグローヴァーをもう信頼できないと言うが、ヴァイオレットは反対する。だが、彼は既に、ヴァイオレットの秘密を知ってしまったようだ(彼はこのエピソードで冒頭で、教員が持っていたらしい彼女の素行調査書を盗み見ている)。と、そこでグローヴァーと鉢合わせた2人。彼らはなかなかメアリーと出くわさない。

ヌードルを探すゾーイたち。
ヌードルのロッカーには、大量の血と手形がついている。ゾーイは中に入っていったラショーンを追いかけるが、そこにはヌードルを食べているメアリーがいた!彼女のほうが鉢合わせしてしまったのだ。ゾーイは後ずさりするが、メアリーは彼女に迫る。メアリーはロッカーの上に逃げるが、そのまま上から転げ落ち、ヌードルの死体のそばに落ちてしまう。ラショーンもヌードルの死体を発見しておののく。そのままロッカールームにメアリーを閉じ込めるラショーンとゾーイ。

バレットはヴァイオレットの何を知っているのか?ヴァイオレットはどんな秘密を持っているのか?

ラショーンとゾーイは、トイレに逃げ込む。2人はヌードルの死を悲しんでいる。

バレットはヴァイオレットを「泥棒」だと罵る。だがそこにラショーンとゾーイが出てきて、現状(ヌードルの死)を伝える。だが、グローヴァーはそのことを知らない。

だが、妹と出くわしてしまうグローヴァー。彼は妹をシェルター脇の物置(フェンスで中の様子は見える)に閉じ込めた。

メアリーを殺そうとするラショーンやディーゼルだが、グローヴァーは反対する。バレットも、この病気のことが何もわからない今、貴重なサンプルとして生かしておくべきだとそれに乗っかる。ラショーンはヌードルの死で、グローヴァーをひどく恨んでいるように見える。

妹のヴァイオリンを抱きながら泣いているグローヴァー。ヴァイオレットは彼をなぐさめるが、グローヴァーは自分のせいだと思い込んでいる。
「あいつ、治るのかな」
ヴァイオレットもそれには答えられない。

バレットはメアリーのもとを訪れる。彼は手に、バーナーを持っている。

無線機で話しているところをヴァイオレットに見られたバレットは、それをごまかす。ヴァイオレットは盗みのことで彼が何を知っているのか、聞きに来たのだ。バレットはヴァイオレットが盗んだものを使って、爆弾を作り、工場を爆破したと考えている。

自分を閉じ込めたディーゼルを怒っているナタリーだが、その雰囲気はどこかあたたかい。不良と優等生の間には、奇妙な関係が生まれつつある。

妹の様子を見に行くグローヴァー。だが、彼は置かれていたバーナーを見つける。
バレットにつかみかかるグローヴァーを、まわりの人間が止める。バレットは彼らの弱点は火だと突き止めたのだ。メアリーを実験台にして。その行動について自分が正しいといい、ディーゼルとナタリーは彼に(しぶしぶだが)同意する。さらにバレットはヴァイオレットを暗に脅迫し、自分の味方にする。メアリーはバレットの実験材料として、生かされ続けることになる。

グローヴァーはヴァイオレットがバレットの側についたことを怒っている。ヴァイオレットは彼を追いかけ、謝罪する。ヴァイオレットの兄が同じことになったら?という質問に、彼女は「感染が進んでいたら殺してほしい」という。
「僕が感染してつかまったら、望みはひとつだ」
グローヴァーはそう言い捨てて立ち去る。

グローヴァーはメアリーの檻を訪れて、彼女の喉元に武器をつきつける。

感想

・このエピソードでヌードルが脱落。ゲスト的なキャストだったとはいえ、お調子者キャラがいないのは少し寂しい。
・グローヴァーはメアリーのせいで孤立してしまいます。が、ぶっちゃけ、この事態は長続きしません。このドラマには「怨恨」というものがほとんど存在せず、数話エピソードが進むとすぐに許し合ってしまうという特徴があります。そのおかげでさっぱりみられる、というメリットもあるのですが。