「Zネーション」シーズン3・第8話「マーフィタウンにようこそ」のネタバレ

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第8話「マーフィタウンにようこそ」(英:WELCOME TO MURPHYTOWN)のあらすじ

ブレンド注射を受けたと見られる“ザ・マン”が、マーフィを誘拐しようとするが失敗する。それでも“ザ・マン”は、マーフィにはルーシーという娘がいることを知る。一方、チームと合流した10Kは、日に日に勢力を増すマーフィの帝国に関する情報と、イリノイ州スプリングフィールドでのマーフィの企みについて、ウォレンに話をする。しかし、ウォレンが驚くことはなかった。なぜなら、スプリングフィールドにはルーシーがいるからだ。そこで、アディとドクはルーシーを捜しに、他のメンバーたちは引き続きスポケーンへと向かうことにする。ノーザン・ライト基地では、カヤが副司令官として、ハイテクに精通した技術を駆使していた。
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第8話のネタバレ

銃を持つ者と、ブーメランを持つ何者との対決。ゾンビの頭にブーメランが刺さる。ブーメラン男はゾンビの体をバラバラにして、腕を奪っていく。

黒人の男は、人間を狩っている。ヒモをつけた子供のゾンビたちを猟犬のように使って、太った男を追いかけているのだ。木の上に登る男。
「どうもこんにちは。マーフィさんの噂を聞いたことは?」
黒人の男が話しかける。
次の瞬間、太った男はマーフィの拠点で働くスタッフになっている。彼もワクチン投与を受けたようだ。

マーフィを頼ってやってきた人間たちに、アンケート(以前の職業やスキルなど)を聞くスタッフたち。そこに、謎の男が迫る。人間たちはワクチンについて尋ねるが、副作用があると聞いて顔を見合わせる。

マーフィの顔はまだらになっている(皮膚が元通りになってきている部分がある)。

人間たちは反抗的だ。武器を受け渡すように命じられ、「渡したくない」と主張するが、マーフィの姿を見ると拍手して手を振る。
結局、彼らは順番にワクチンを接種していく。マーフィはまるで神のように扱われている。ワクチンを受けた人間たちは、副作用でゲーゲー吐いている。フェンスの外には、ブーメランでゾンビを殺していた男がいる。ザ・マンだ。

ドクはショッピングカートに10Kを入れて押し続けている。そこに、ちょうど、ロジータたちの乗った車が通りかかる。ロジータたちは全身クモだらけのゾンビに襲われてはぐれてしまったのだ(その映像は出てこない)。ドクは10Kを見つけたと報告するが、カートが坂道を転がって行ってしまい、ドタバタと追いかける羽目になる。

女性スタッフにルーシーの話をしているマーフィ。スタッフは彼に心酔しきっている。マーフィは建物の中から、ザ・マンを見つめている。ザ・マンもワクチンを投与されたように見えるが、果たしてそうだろうか?

目を覚ました10K。ヘクターを見つけてビックリする(仲間になった彼とは初対面)。ロジータとアディとハグをする10K。改めて、マーフィのしていることをロジータに告白する。

10Kはアディやドクとも話す。だが、やはり意識が遠のく。

ガソリンスタンドを見つける彼らだが、女性のゾンビが車に括り付けられている。ちぎられたゾンビの手がそのまま車の上にある。「車上荒らしは殺す エスコーピオン」と赤スプレーで書かれており、それはレッドハンドのしわざだとわかる。

サイモンとカヤ、おばあちゃんとおじさんは、サイモンがいた基地に戻ってきている。彼らは基地の機材を修理して、使えるものは使おうというのだ。おじさんは感電してしまうが、無事に生きている。電力はまだ残っているようだ。

ドクは10Kを呼び出し、噛まれたことをロジータに打ち明けろと命令する。だが、ロジータやサン博士が10Kが隠し持っていたワクチンを見つけ、それを見咎める。

アディは市民Zの放送がなされているか探している。しかし、「もう恐れるな、道がある 私に続け、もう恐れるな」という謎の放送が聞こえてくる。それはマーフィの声を録音して流している街宣車だ。ロジータたちはその街宣車を追いかけることにする。

マーフィと部下たちは計画を練っているが、そこにエミールと名乗る男が現れる。だが、それはザ・マンだ。マーフィは彼に見覚えがある。
ザ・マンは既にワクチン投与を受けている。彼はマーフィに感銘して仲間になりたいだけだと告げる。マーフィは彼を仲間にするために、「新鮮な脳ミソがほしい」と耳元で囁く。その場でスタッフ(冒頭で捕まったでぶっちょ男)の頭蓋骨を切り裂き、頭を開いて脳ミソを見せるザ・マン。

ザ・マンはかつてZONAに所属していたが、そこではワクチン研究も進んでいた。だが、ワクチンの免疫力が落ち、組織は落ちぶれている。ザ・マンはマーフィに助けを求めているようだ。
マーフィはザ・マンの忠誠心を試すため、先ほど彼が殺した男の脳ミソを食べろと命じる。そのまま脳を取り出し、かじりつくザ・マン。しかも、全部脳ミソを食べてしまったようだ。マーフィは人間の脳ミソを集めるよう、ザ・マンに命令する。

だが、ザ・マンはやはりゾンビの腕を上着でごまかして自分のもののように見せ、ワクチンを投与させ、自分で腕にバッテンをつけていた。顔色が悪いのは、メイクをしただけだった。ザ・マンは食べた脳を吐き出し、歩き出す。

サイモンたちは基地に電気を復活させることができた。そして、カヤとサイモンはキスをして、そのまま倒れ込む。

街宣車をつけていたはずのロジータたちだが、その車はレッドハンドに襲われていた。運転手は死んでいる。彼はブレンドだった。ブレンド種は噛まれてもゾンビにならないし、ゾンビに襲われないと10Kは説明する。さらに、10Kはマーフィがルーシーのいるスプリングフィールドに戻ろうとしていると明かし、ロジータたちもそこを目指すことになる。

マーフィは豪華な食事をしているが、ロジータたちはコオロギを焼いて食べている。
ロジータは二手に分かれることを決める。ドクとアディはルーシーを見つけて保護、残りのメンバーはスポケーンに行ってマーフィに会うつもりのようだ。
ドクは改めて10Kを説得しようとするが、彼は言うことを聞かない。彼らは二手に分かれる。

ザ・マンはマーフィが噛んだスタッフの娘に話しかける。
「やあ、ルーシー」
彼は勘違いをしているようだ。

ザ・マンはマーフィのために脳ミソを運んでくる。それをパクつくマーフィだが、彼に銃をつきつけるザ・マン。散歩をしようと彼を誘う。

カヤはアディのことを詮索している。「会ったことないって言ってるだろ」となだめるサイモン。

ロジータはマーフィの拠点を見つけている。だが、10Kは少し様子がおかしくなっている。マーフィの影響が及ぶエリアに戻ってきてしまっているのだ。ロジータは夜、偵察に行く予定を立てるが、10Kの様子がおかしいことに気が付いている。
ワクチンを探していた10Kの噛み痕に気が付くヘクター。ロジータは10Kの力になると呼びかけるが、彼は逃げてしまう。

カヤはラジオの放送を始める。その放送を聞いたアディは驚く。通信を試みるが、それは届かない。
一方、ラップを始めるカヤに、その放送でノリノリになるアディとドク。

マーフィと逃げようとするザ・マンだが、スタッフの娘をルーシーと間違えて人質にとっていたことがわかる。ザ・マンはあっさり捕まってしまう。彼の雇い主について聞きだそうとするマーフィ。だが、ザ・マンは答えない。そこで、街に電気を通す準備ができたと連絡が入る。彼らはザ・マンを置いて出て行ってしまう。

10Kは行方不明になってしまった。

マーフィたちは街の時計台にやってくる。彼の合図で電気がつくのだ。
突然街に電気が灯り、ロジータたちは驚く。そして、組織に予想以上に人がいることを知る。「もっと人手がいるわね」

大喜びで拠点に帰ってくるマーフィたちだが、ザ・マンはいない。彼は自分の腕を切り落として逃亡したのだ。落ちている腕の中指は、当然立っている。

感想

・ザ・マンがマーフィに接触するお話。大きく話が動く前のエピソードという感じで、地味な印象が強いエピソード。ただ、ルーシーがいたのはスプリングフィールドだったんですね。「ザ・シンプソンズ」のキャラが住んでるとこです。
・ちなみに、カヤのラップは原語で聞くことをおすすめします。吹き替えの方も頑張っていらっしゃいますが、日本語よりも英語の歌詞のほうがいいと思う。
・人を助ける一方で、マーフィは脳ミソを求めるようになってしまっていた。脳ミソが生々しくて気持ち悪くなってきます。