「Zネーション」シーズン3・第7話「ゾンビ病棟」のネタバレ

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第7話「ゾンビ病棟」(英タイトル:DOC FLEW OVER THE CUCKOO’S NEST)のあらすじ

猟奇的な看護師と精神病を患う生存者たちによって拘束されたドク。そこは、ゾンビがうようよいる病院だった。狂気じみた看護師と患者たちは、10Kをも捕らえる。そして彼らは「青い男を捕まえて世界を救う」という10Kの妄想を“治療”するために、彼にロボトミー手術を施そうとする。ドクと10Kは、なんとかして逃げなければならないが、彼らの前に“ショッカーゾンビ”と“車椅子患者ゾンビ”が立ちはだかる…。
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第7話のネタバレ

ドクは森を彷徨っている。知らない間にみんながいなくなってしまったのだ。だが、そんな彼をエルヴィス・プレスリーの変装をした男がギターで殴りつける。その後ろに、看護師の女もいる。

目を覚ましたら、彼は病院におり、拘束衣を着せられている。そして、ここが「セレニティ・フォールズ病院」だと明かされる。犯罪者予備軍が収容される病院だと言いながら看護師はニッコリ笑う。ドクは「ウソだろ」と呟く。

ゾンビたちが歩き、食べ、建物を襲っている。
(ゾンビの扮装はなぜか80年代風ゾンビ映画のオマージュという感じ)

ドクは患者たちと集団カウンセリングを受けている。ドク以外の患者は精神病患者のようだ。看護師はドクを医師だと思い込んでおり、彼も自分が医師だと嘘をつく。ドクが自分を医師だと証明できたら、拘束衣を脱がせるとドクに約束する。ドクは患者たちの病名をすらすらと言い当てる。患者の顔触れは女性患者で盗癖があるウィノナ、かなり神経をすり減らしているリディ、強迫性障害のリ・ピート、エルヴィスの格好をしているキングたちだ。
看護師はドクの能力を認め、新しい患者を診断するように頼む。その男は運ばれてきたばかりらしい。それは意識がもうろうとしている10Kだ。

ドクは『10K熱』という病気を捏造して、彼と知り合いではないとごまかす。だが、10Kはかなり意識が混濁している。レッドや5K、マーフィのことをブツブツ喋り、「青くなりたくない」と口走る。
看護師はそんな10Kの脳を切り取り、ロボトミー手術を行うと明かす。

薬の時間になるが、看護師は偽薬としてシリアルを配っている。これは患者も納得済みのことらしい。
10Kは泡を吹いて倒れてしまう。
ドクは薬を取りに閉鎖されたZ棟に向かうことにする。
だが、そこには「ショッカーゾンビ」がいる。彼らは特別なゾンビらしいが……。

ドクは中に入ることにするが、それを患者のキングが手伝うと言い出す。
ウィノナは10Kを見張っているが、彼は死にそうだ。

Z棟に入ったドクたち。キングは襲ってきたゾンビを倒すため、あっさりとエルヴィスのギターを壊してしまう(ただし、替えはあるらしい)。

倒れた10Kを助けるために、看護師を呼ぶウィノナ。リ・ピートはZ棟の扉の前でひとりきりになり、パニックを起こす。

電気ショック用のヘルメットをかぶったままのゾンビ(これがショッカーゾンビ)も現れるが、ドクがそのヘルメットのコードを電気につなぎ、ゾンビは感電してしまう。

ドクは無事に薬を手に入れるが、看護師やリディ、ロボトミー手術を受けたボブが10Kを手術室に運び入れてしまい、ウィノナはドクを呼びに行く。
ムチャクチャな脳手術をしようとしている看護師たち。リ・ピートはZ棟の扉を開けようとするが、焦ってしまってうまくいかない。しかも大量のゾンビたちがドクたちに迫る。

なんと、看護師たちは麻酔なしで10Kに手術をしようとしている。

ドクたちには大量の注射を胸に刺したままの拘束衣ゾンビが迫ってくるが、キングがそれを蹴り飛ばし、彼らは無事にZ棟から脱出する。ドクが戻ってきたら、看護師たちは血まみれになっている。
だが、10Kは無事だった。看護師たちはボブで練習していたのだ。ドクは自分が彼を看ると主張し、納得させる。看護師たちは出て行ってしまう。
ドクは薬を分類し、10Kにオリジナルドラッグを作り始める。キングのすすめで女性ホルモンまで入れてしまう、ノリノリのドク。だが、注射する前に10Kは自ら起き上がる。すんでのところで正気を取り戻したのだ。

ドクは看護師とともに、患者たちにとってきた薬を配る。だが、そこに10Kがやってくる。かなりラリっているようだ。ドクは10Kと知り合いだと隠していると打ち明け、今まで何をしていたのか聞き出す。
10Kはマーフィに助けられたというが、まだ細かく話すことはできない。ドクは病棟から脱出することを提案する。10Kはロジータを呼びに行かなくてはならないと思い出す。そして、ワシントン州のスポケーンにマーフィたちがいるというが、またぼんやりし始める。

体操の時間に抜け出す10Kとドク。だが、バリケードがそろそろ破れそうだから警告するべきだと考えているうちに、ドクはまた看護師につかまってしまう。ドクと友達になったはずのキングが、看護師に命令されて彼を殴りつける。

看護師は患者たちと会議を開き、ドクと10Kについて話し合っている。ドクが危険だと主張する看護師。患者たちは喧嘩を始めてしまう。ドクは自分たちの任務について語るが、笑われて終わる。
しかし、ドクの根気強い説得に患者たちは不安になってくる。看護師は患者たちを怒鳴りつけるが、ドクは「おかしいのはあんただ」と主張し、看護師にビンタされる。
看護師はドクにロボトミー手術をしようとするが、ボブが彼女の首を抑えて殺し、手術道具をとって彼女の頭に突き刺す。

ゾンビたちが病院に侵入してくる。実はボブも意思疎通ができることがわかり、患者たちとドク、10KはZ棟を抜け、病棟から脱出することになる。
ドクは患者たちを勇敢で正常なサバイバーだと褒め、無事脱出しようと話す。後ろからも前からもゾンビが迫ってくる。パワフルなボブは這っているゾンビの頭を踏みつぶす。ウィノナはゾンビからロレックスを3つくすねる。

患者たちはやりたい放題だ。ボブは意味もなくウロウロし、リディはあるゾンビをぐちゃぐちゃになるまで叩き潰す。「このゾンビは知ってた。俺の主治医だ」
今度は車イスのゾンビが現れる。ショッカーゾンビごと感電させたものの、車イスに付随していたボンベに火がつき、車イスゾンビは猛スピードで走り出してドアと壁に激突している。

ドクたちは病院裏にあったバスを見つけ、そこに向かうことにする。だが、外に出た患者たちはてんでバラバラのほうに歩いていく。反対に、10Kはもうフラフラ出歩くことができない。リ・ピートはそのあたりをくるくるまわり、リディは木に登る。野外のゾンビたちが迫ってくるのに、言うことを聞かない彼ら。閉じていたバスの扉は、ボブの頭突きで開く。そしてウィノナがバスを動かし、悪気なしにドクたちを置いて行ってしまう。

ドクは10Kの首筋の噛み痕を見つけ、彼がマーフィに噛まれたことを知る。だが、10Kは他の人物に噛まれたことを言わないでほしいと頼む。自分はカサンドラとは違うと言い、彼はまた意識を失う。
「マーフィに会ったら、歯が折れるほど殴ってやる!」
ドクは怒りつつも10Kに肩を貸して、歩き始める。

患者たちを乗せたバスは楽しげに走り続ける。

感想

・ドクが主人公のコメディ回。ドクが主人公のエピソードはだいたいコミカルなのですが、それでいて登場する人物が個性的で恐怖と笑いを振りまくタイプが多いので、見ていて楽しいです。
・ショッカーゾンビと車イスゾンビはそんなに怖くなかったです。どちらかというと、看護師のほうが怖かった。彼女も患者だというオチかと思っていたら違いましたが。