「Zネーション」シーズン3・第2話「ザ・マンのリスト パート2」のネタバレ

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ちなみに、アイキャッチ画像は研究所内ゾンビの姿。笑えるのはなぜでしょうか。

第2話「ザ・マンのリスト パート2」(英タイトル:NO MERCY)のあらすじ

 “フラッシュバック・ムービー”としてセカンドシーズンで起こった出来事が描かれている。ウォレン、マーフィ、10K、アディ、ドク、カサンドラは、ある野生児と出会い、マーシー研究所という謎の研究所へ向かう。研究所では生存者たちが“ザ・マン”が戻ってくるのを待っていた。その“ザ・マン”とは終末の世界の悪党で、まもなく消える者たちの名前が書かれたリストを持ち歩いている。そしてそのリストの最後の人物が、研究所の科学者だった。チームは町を守ることになり、10Kは野生児とその姉を装う少女と打ち解ける。一方、閉ざされた部屋から聞こえる声に気がつくマーフィ。部屋の中には…? そこには、町の秘密が隠されていた。“ザ・マン”が“武装ゾンビ”と戻ってきて、ウォレンとチームのメンバーは“ザ・マン”に罠を仕掛けるがうまくいかない。研究所に逃げざるを得なくなったチームに、悲惨な結果が待ち受けていた。
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第2話のネタバレ

ロジータの武器を見つけるアディ。彼女が連れ去られたことに気が付く。
ザ・マンは誰かに電話する。プールサイドにいる謎の男にだ。ザ・マンはズボンに直接チョッキを着ている。彼のサンダルは、アメリカ国旗柄だ。

監禁されているロジータはザ・マンと交渉しようとする。ロジータはテラー医師は妻を置いていけないというが、それを彼は認めない。ロジータの首にナイフをつきつけるザ・マン。
「仲間は君をどれだけ愛してるかな?」
ロジータの頭にまた袋をかぶせる。
「審判は下される。どうあがいてもそれは変わらない」

アディはドクに、ロジータを一緒に奪還しようと持ち掛ける。

テラー医師は、妻との通訳をマーフィに頼んでいる。妻は「アンドリューの帰りを待ってくれ」と話す。
ドクが2人に時間だと告げにくるが、ロジータがいなくなったことを知り、マーフィはおじけづく。だが、ドクがそれを叱り飛ばす。

住人たちは敷地内にバリケードを張り、建物を赤い布で覆う。彼ら自身も赤い服を身につけている。
10Kとレッドもじっと待っている。
テラー医師はカサンドラとマーフィに防護服を渡す。2人(とルーシー)は研究所内に隠れる。

ロジータは逃げ出そうと、手の枷をいじり続けている。
ザ・マンは戻ってきて、「善と悪の殺戮戦になりそうだ」とつぶやく。
テラー医師をも隠し、ドクたちは士気を高めている。

ザ・マンたちは部下と「すぐに再会できるだろう、あのZONAで」と言い合っている。
その一方、5Kが消えて、レッドは困っている。

ザ・マンはやってきた。手の中にある赤い布を見せると、車のホーンが鳴り響く。ドクとザ・マンが話し合うことになる。
「『300』(※ドラマ名)みたいだな、数百人足らないけど」
とジョークを飛ばすドク。
ザ・マンは改めてテラー医師を要求してくる。
ザ・マンはロジータを預かっていると言い、見張りの部下にロジータを無線口に出すように命じる。が、5Kが既に手下を殺しており、ロジータを助け出していた。

「ピエロたちを送りこめ」
ザ・マンの号令と共に、何かが出てくる。それはゾンビだ!
「いくぜ、ロックンロール!」
というドクの号令と共に、彼らはゾンビを撃ち始める。

10Kとロジータ、レッド、5Kが合流し、彼らは研究所に戻ることにする。
ザ・マンの放ったゾンビに押されつつも健闘する住人たち。

だが、10Kと5K、ロジータとレッドはゾンビのせいではぐれてしまう。
ロジータとレッドはドクたちのところに戻る。

「クラーケンを放て」
今度は、頭部を鉄仮面(ロジータ曰く「脳ミソ保護マスク」)で覆われ、鎖でつながれたゾンビたち(後ろでその鎖を束ねてムチで打っている番人もいる)が侵入してくる。彼らはバリケードを崩して入ってこようとする。だが、アディの特製爆弾が爆発し、ゾンビは全員倒れてしまう。

だが、ザ・マンはあきらめない。ザ・マンは番人の落とした鞭を拾い、それを空中で打ち鳴らす。すると、クラーケンたちは立ち上がり、唸り始める。彼らは死んでいなかったのだ。ザ・マンはクラーケンたちの鎖を打ち壊したため、追われた彼らは研究所に逃げ込むしかできない。

研究所には、カビだらけで脳ミソがはみ出しているテラー医師の妻(脳ミソと血管が蛍光色)がいる。彼女はテラーたちを研究所の奥に案内して、自分は彼らを助けるといい、部屋を出て行ってしまう。

5Kはゾンビから逃げ続けている。10Kがすんでのところで彼を助ける。

研究所内に侵入してくるザ・マンの部下たち。

ザ・マンは降伏を呼びかけるが、5Kはザ・マンの胸元にパチンコで歯車を打ち込む。彼は遠慮なく攻撃することを決める。

研究所内では、カビに浸食された人間たちが猛パワーでザ・マンの部下たちを殺していた。
その一方で、死んだ住人がゾンビ化し、10Kを襲ってくる。10Kは彼を倒すが、ザ・マンは住人の死体からマスクをはぎとり、研究所に侵入しようとしている。

テラー医師の妻は反撃にあい、死にかけている。
「どうやったら終わらせられる?」
テラー医師は妻を殺すことを決め、その前にマスクをとって彼女にキスをする(なお、唇はねばついている)。カサンドラも、それに涙ぐんでいるように見える。マーフィは「あんたが慈悲を与えるんだ」と言い、医師はそれに従う。
しかし突然壁が崩れ、そこから手作り防護服に身を包んだ(自分でビニールまきまきしてガムテープはった模様。健気であります)ザ・マンが登場する。
ザ・マンを拒むテラー医師。自殺しようとするが、弾がない。ザ・マンは医師を殴って気絶させ、抱えて運んでいく。マーフィはその鮮やかな手際に止めることすらできない。

クラーケンゾンビをなんとか殺していく一方で、住人たちのゾンビ化も進んでいる。
カビに浸食された者たちに襲われているザ・マンの部下もいる。まさに阿鼻叫喚だ。

逃げ続けている10Kと5K。彼らを追うゾンビの数は増えている。囲まれる2人。

アディが戦い方を教えた女性も死んでしまった。襲ってきたクラーケンを力まかせに殺すアディ。
ロジータやマーフィ、アディ、ドクたちは合流し、外に出ることにする。
生き残ったのはロジータやドク、マーフィ、カサンドラ、アディ、レッドだけだ。他の住人たちは1人も残っていない。
彼らはヘリに気が付く。
「あのクソ野郎」
ヘリは、コンテナごと人間たちを運んでいく。

ザ・マンはリストを見返し、サングラスをかけ、車のエンジンをかける。
ロジータたちの前には10Kが現れ、5Kが死んだことを明かす。レッドはパニックになり、駆け出していく。後を追う10K(ここから冒頭のシーンになります)。

終末の世に起こり得る最悪のこと
それは死ぬことでもゾンビになることでもない
生き残ることだ
それでも私たちは生きるしかない

カサンドラは、10Kに体当たりして彼女を止める。だが、レッドはゾンビたちに突っ込んでいく。

豪邸。ヘリがコンテナを下ろして去っていく。コンテナの扉が開き、捕虜(テラー医師もこの中にいる)たちは外に出ていく。プールではハンサムな男女が泳いでいる。捕虜たちはプールサイドに並べられ、マスクをはがされる。驚くテラー医師。ゾンビ化しているらしい謎の男は、ニヤリと笑う。

そして、5Kの遺体の肉をついばんでいるようなカラスたちが見える。

感想

・エピソード1の冒頭は自決シーンだったとは……しかも、10Kはレッドのことが好きだった模様。カサンドラのことはもう吹っ切ったのかな?意外とライトロマンスシーンが多い10Kくんであります。
・ザ・マンの俳優さんがスーツにサンダル、スキンヘッドなのがスゴイ。格闘技の選手みたいであります。
・番外編のエピソードを2話に分けたようですが、このエピソードで地番の見どころは研究所ゾンビだと思う。やっぱり、パカーッと口が空いていると怖さが半減するようなそうでもないような……意外と口元って恐怖と関係しているんですね。