「呪いのフェイスブック」

呪いのフェイスブック

2010年のインドネシア映画「呪いのフェイスブック」。思いっきり特定のSNSをモチーフにしておりますが、SNSの友達伝いに幽霊がやってきて殺されるという、まあありがちなお話。

登場人物

ファラ:SNS中毒の主人公。
チチ:ファラの親友だが、彼女にある秘密を持っている。
ティヤ:ファラと対立している同級生。いやがらせもしている。
ロン:ファラやチチの友人。パソコンに詳しい。
ノヴァン:ファラの恋人。

ネタバレ

SNSをしている女性。友達リクエストを承認するが、その相手は彼女を観察しているようなメッセージばかり送ってくる。そして、電気が消え、彼女は襲われてしまう。

主人公のファラはSNS中毒で、運転中も授業中もSNSをしている。それをティヤにからかわれて喧嘩になるし、教授に目をつけられる。

ファラはミラという女性を承認するが、SNSののっとり被害に遭う。だが、そのせいでティヤはパソコンから出てきた幽霊に吹っ飛ばされて死んでしまう。ファらのもとに、ティヤが死んだ映像が送られてくる。彼女は感電死したらしい。
その一方で、ノヴァンとチチは浮気をしている。

ロンはSNSで知り合ったミラという女性とデートに行くが、突然ミラは真っ白になり襲ってくる。逃げるロンはそのまま車道に飛び出し、轢かれてしまう。
チチのところにいるファラだが、彼女のSNSに「そこにいってもいい?」という謎のメッセージが届いたのを目撃する。そのまま、パソコンの画面はグチャグチャに乱れる。

ロンは助かる。ファラは教授の車の後ろに、幽霊女がいることを知って驚く。だが、教授はなにも気付いていない。

ファラはミラの招待がアニンという女性ではないかと気付く。アニンとは誰なのか?
ロンはファラとチチにSNSをやるなと言われるが、それを守らない。
ファラはチチとノヴァンが浮気しているヴィジョンを見てしまい、驚く。そして、チチは幽霊に襲われて命を落とす。

恋人と喧嘩したファラは、ロンにミラ(アニン)の家の住所を聞き出す(幽霊も律儀に自分の実家を教えている)。その家を訪れ、オーマという老婆に会うファラ。アニンは結婚間近だったが、SNSで知り合った女と恋人が浮気したせいで首吊り自殺したと聞かされる。オーマを気遣うファラ。

教授は家にある女(明確にされていないが、たぶんSNSで知り合ったのだろう)を呼ぶが、風呂に入っている女に中に引きずり込まれてしまう。彼女はアニンだ。

ファラはオーマを再度尋ねるが、彼女は既に死んでいたことがわかる。
ファラのせいでアニンは死んだのか?
アニンのSNSの友達が順番に死んでいることがわかる。
ノヴァンがファラを助けに来るが、オーマの死体を発見し、その口からネズミが飛び出してくる。

実は、ファラはアニンを間接的に殺していた。SNSを更新したくてネットカフェに行ったファラだが、開きっぱなしになっていたアニンのSNSにいたずら書きをしてしまったのだ。そのせいで彼氏と別れることになったアニン。そのせいで彼女は自殺し、オーマは孤独死された。

ファラは家に戻るが、首吊り女性の脚だけが見え、怯える。
しかし、ロンはなぜ生き残ったのか?そこにヒントがあると思うファラ。
だが、アニンはのヴァンに乗り移り、車を運転中にファラにつかみかかってくる。事故になり、踏切にハマった車は電車と激突。ノヴァンは死んでしまう。

アニンのSNSから、彼女の元婚約者の結婚相手(ややこしいけど、元カレの今カノみたいな感じですね)が死んだことがわかる。葬式に行ってみるファラだが、このじょが幽霊に殺されたこと、元婚約者のアンダーは精神を患い、病院に収容されているとわかる。

アニンのSNSのパスワードを探るファラだが、結局ファラとアニンは友達承認をしてしまい、ファラは殺される。

そして、新しくアニンを友達承認する女性がおり、死の連鎖が広まっていく。

感想

・Facebookが訴えたらどうなるんだろう?とは思うけど、これを訴えるのも非常にバカバカしい感じ。
・インドネシア映画はゴア描写が多いイメージがありましたが、この映画はさほど。アニンがどうしてファラを襲うのかという理由は面白かったですが、最後が詰め込み過ぎてよくわからなくなっていた感じ。
・実家の住所を丁寧にロンに教えちゃったアニンがかわいいですね。

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