「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」

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2016年の映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」。普通にゲラゲラ笑ってしまった。それにしても、終着点がわからないのはさすがです。メチャクチャな展開でありつつ、そこに巻き込まれたいなーと思ってしまう。

あらすじ

これが監督4作目となる「あまちゃん」の人気脚本家・宮藤官九郎が地獄を舞台に贈る痛快ロックンロール・コメディ。若くして死んでしまった高校生が、愛する同級生に想いを告げたい一心で、現世に転生すべく地獄で繰り広げる悪戦苦闘の日々をコミカルに描く。主演は「真夜中の弥次さん喜多さん」の長瀬智也と「桐島、部活やめるってよ」の神木隆之介。共演に尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古田新太、宮沢りえ。また、一流ミュージシャンたちも地獄のバンドマン役で多数登場。
同級生のひろ美に一途な想いを抱く平凡な高校生の大助。ある日、修学旅行中に乗っていたバスが事故に遭い、あっけなく死んでしまう。しかもなぜか、たった一人だけ地獄に堕ちていた。そんな彼の前に、地獄専属ロックバンド“地獄図(ヘルズ)”を率いる赤鬼のバンドマン、キラーKが現われる。彼によると、地獄農業高校で毎週金曜日に行われるえんま校長の裁きによって、現世(人間道)に転生できるチャンスがあるという。しかしその裁きは気分次第で、とにかくえんま校長へのアピールが大事。なんとしても現世に戻り、ひろ美への想いを遂げたい大助はさっそく地獄農業高校に入学、人間道を目指してキラーKによる地獄の鬼特訓を受けるのだったが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=353813

ざっくりネタバレ

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・修学旅行中のバス事故。
・自殺したと間違われ、1人だけ?地獄に落ちてしまった主人公・大助。行きつけの音楽スタジオで働いていた人が鬼のキラーKとなって彼らの前に現れる。
・悪魔の高校に通う主人公。旅行の前に、バナナを喉に詰まらせて窒息死していたことがわかる。しかし、憧れのひろ美に会いたくて彼は生まれ変わることを願う。
・願いがかなって大助は転生するが、インコになり、そのまま死んでしまう。
・次はアメリカザリガニになるが、すぐ死ぬ。
・キラーKが地獄に落ちた経緯(音楽で売れずに自暴自棄になり、恋人のなおみを苦しめたことなど)が語られる。大助はキラーKのバンドに入る。
・今度はアシカに転生した大助。おばさんになったひろ美(地獄と人間界は時間の流れが異なる)を発見し、やはり人間界に戻ろうと努力する。また、なおみが元気だということもわかる。
・大助はかつての親友・松浦と地獄で再会する。彼もバス事故から生き残っていたのだ。
・犬に転生した大助は、ひろ美の娘と彼女に再開して、ひろ美の本音を聞く。
また、なおみの店(音楽スタジオから焼肉店になっていた)が火事になり、彼女と息子(キラーKの子でもある)が死んでしまう。
・カマキリになった大助は、やはりカマキリに転生したブスの同級生・じゅんこで童貞を卒業する。
・松浦、キーボードがうまいのでバンドに入る。
・地獄のロックフェスで勝ち抜いた大助。だが、天国は地獄よりも地獄だった。キラーKの歌をなおみと息子に届けた大助は、また地獄に落ちる。
・「ワンチャンある」と、また鳥に転生し、老婆のひろ美のところに降り立つ大助。肩にとまる。
妄想の中で、ひろ美とキスする大助。

感想

小ネタがいっぱいあるし、いろんなキャストが登場して豪華だし、しっかり見たな~!という感じになる映画。個人的にはじゅんこの皆川猿時さんがずっと好き。あのコスプレ誰かして!