「デビルズ・メタル」

deathmetal

2015年のニュージーランドの映画「デビルズ・メタル」を見ました。思ったよりもすごくバカ映画。いいですね。
・メタル好きの孤独な若者が、悪魔を召喚してしまう
・次々殺される人たち!
・でもやっぱりおバカ!

登場人物

ブロディ:主人公。母が麻薬中毒で入院したため、おじの家に預けられる。ギター担当。
ザック:ブロディの悪友。父の車の工場で普段は働いている。札付きのワル。ベース担当。
ジャイルズ:デブ。女の子をいやらしい目で見る。ドラム担当。
ディオン:メガネのオタク。カードゲーム好き。キーボード担当。

メディナ:ブロディが憧れる学校のマドンナ。ただし、彼のいとこのデヴィットの彼女である。
デヴィット:意地悪ないじめっこ。
おじ夫婦:クリスチャンのため、ブロディのメタル好きを否定している。

ネタバレ

OPはアニメーション。メタルをBGMに、男性器を演奏するメタルマンが出てきたりもします。

ブロディはママがヤク中のため(しかもサンタに卑猥な犯罪をした!)、おじさん夫婦の家に預けられる。だが、見た目からメタル好きな彼は、おじ夫婦の家でも学校でも浮き立ってしまう。
いとこのデヴィットは学校でも彼をいじめ、水鉄砲におしっこを入れて、ジャイルズやディオンとまとめていじめる。

ブロディの楽しみは、古レコード屋のエイリアンレコードに行くこと。そこで同じ趣味のザックと知り合う。
(お互いの選ぶレコードを見て品定めしたり、共感したりする2人)
さっそくバンドを組むことにした4人。

ザックとブロディは、有名なメタル・アーティストであるリッキーの家に侵入する。リッキーはぼろぼろの廃屋に住み、貴重なレコードを抱いて寝ている。彼らはすぐに見つかるが、逆にレコードを託される。
その後にある男が現れ、リッキーを殺してしまう。

レコードを持ち帰ってきた2人だが、中身は貴重な音源ではなかった。その代わり、ある楽譜を見つけるブロディ。彼らはそれを自分たちの曲にしてしまう。

リッキーを殺した男が探していたのも、その楽譜だった。彼は楽譜を手に入れられなかったので、ボスに殺されてしまう。

彼らは新曲のMVを自作している(曲名は腸内バンジージャンプ。ちなみにあの楽譜のものではない)。その撮影の帰りに、メディナと会うブロディ。2人はデートする(といっても、公園でアイス食べるだけ)ことになる。メディナのタトゥーのデザインを頼まれる。そして、彼は「嫌なことがあった時、孤独な時、メタルを聞くと救われる」と語る。そして、彼女にCDを貸す。
だが、それをデヴィットに見られていた!

練習中に、例の楽譜を演奏してみる4人。だが、それは悪魔の曲だった!練習場所のガレージ前にいたおじさんは、悪魔になりかける。キーボードにはウジ、ドラムからは血がにじむ。エイリアンレコード店長の恋人である占い師は、不吉な予言を得る。だが、途中で演奏をやめたことで、元に戻る。
ザックとブロディは「鋼鉄の絆」を交わし、親友であることを誓う。

その一方、メディナはメタルを聞いてショックを受けていた。彼女はメタルに惚れ込んだのだ。

ブロディは例の曲が「力と富を得るための黒い讃美歌」というものだと知る。しかし、デヴィッドに耳のピアスを引きちぎられ、惨めな思いをする。

メディナは道端でザックとたまたま出会い(彼は救急車のガソリンを盗んでいたところだった)、彼女はブロディ宛の手紙を託す。だが、彼はそれを渡さず、待ち合わせ場所に自身が現れる。彼女を口説き、酒を飲ませるザック。メディナも彼にフラれたと思い込み、それを受け入れてしまう。
ブロディはその頃、デヴィットに自分の部屋もムチャクチャにされ、母親の写真も破かれてしまっていた。彼は悪魔の曲を演奏することを決める。

彼が曲を演奏すると、おじさんも街の人も血を吐き、倒れてしまう。ガレージが勝手に開き、時空が歪んでいく。気絶するブロディ。

翌日。デヴィットの友人(いじめっ子仲間)は悪魔に寄生され、メタル風の悪口でブロディを煽る。
また、イジワルな教師も尻から血を吹き出し、女生徒に血を吐きかけすらする。

ザックの父も悪魔にのっとられ、ザックとブロディを襲ってくる。両手に自分のえぐった目玉を持ち、お前たちが見えるぞ!と絶叫する父。彼らは電ノコで父の頭を削り、上から車のエンジンパーツを落として頭を潰す。
泣くザック。ブロディは悪魔を呼び出したことを告白し、ザックを怒らせる。
2人はエイリアンレコードにいる占い師のもとに急ぐ。

その頃、ジャイルズやディオンはブロディの家の前にいた。そこにメディナが現れ、悪魔になった人から2人を助ける。

占い師は既に瀕死状態だった。「エイロス」という悪魔が人間界に現れ、即位しようとしていることを知る彼ら。だが、占い師は悪魔となった店長に殺されてしまう。

悪魔の曲を追う謎の組織も街にやってくる。だが、悪魔に乗っ取られたデヴィットの友人を目の前にして、冷酷なボスの部下の女がボスを殺し、自分をエイロスの器にしてほしいと願い出る。
なお、ここで曲を終わりから演奏すると世界が元通りになることが明かされる。

ザックはこのまま好き放題に遊ぼうというが、ブロディは責任を感じ、元に戻るための手段を探さなくてはいけないという。ザックはこのままみんなくたばればいいというが、それを説得してブロディの家に入る2人。
だが、おじ夫婦も悪魔かしていた。彼らに襲われた2人だが、おじ夫婦がクローゼットに隠していたアダルトグッズ(ディ○ドとかア○ルビーズ?とかだと思う。私もよくわからん)で撃退しつつ、チェーンソーまで持ち出してくる。おじとザック、おばとブロディが喧嘩になる。だが、おじをディ○ドで突き刺して殺すザック。ブロディはおばの耳にバ○ブを刺して殺す。
そして帰宅したデヴィット……は人間だったが、流れで殺しちゃうブロディ。「人間じゃなかったか?」というザックのツッコミを受け流す。

だが、ブロディが回収しようとした楽譜が飛ばされてしまい、彼らはそれを探しに外に出る。もちろん、楽器と武器を融合させてスペシャル武器を作る(しかし、こういうシーンはお腹いっぱいですね)。
楽譜を回収する彼ら。武器で男性の股間を切り取りすらする。

学校でメディナたちと合流したブロディだが、ザックがついた嘘がバレ、ザックとブロディの間に亀裂が入る。ザックはそのまま出ていってしまう。ブロディは自分で「曲を後ろから演奏すればいい」と気が付き、それを大音量で流して皆を元通りにしようとする。でも、そんな大音量で曲を流せるところなんであるのか?
リッキーの家だ!

彼らはリッキーの家に侵入するが、謎の組織の女に案の定捕まってしまう。儀式が始まってしまうが、今度はザックが助けにくる。チェーンソーで女の部下を皆殺しにするザック。だが、彼は外に引きずり出され、ディオンも首を体から引き抜かれ、背骨まで抜けてしまう。さらに、ジャイルズは両手を引きちぎられる。

午前3時。タイムリミットだ。なんと、ザックに乗り移ったエイロス。ブロディは刺されてしまう。しかし、演奏をやりきり、ザックの体からエイロスは出て行く。だが、ザックの体の中で魔王が戦い、彼の顔は悪魔になったり人間に戻ったりと激しく歪む。ザックごと彼を殺すしかない!ブロディは2人の「鋼鉄の絆」で使ったカミソリ(お互いの手のひらを切り、血を混じりあわせる)で、ザックの喉を裂く。

その後。メディナはすっかりメタルに染まり、2人は付き合っている。彼女はブロディがデザインしたタトゥー(メディナがオノを持っているデザイン)を入れている。
1人になるブロディだが、流していたレコードから
「終ったと思ったか?……ブロディ、死ね!」
という声が流れてくる。
「ハハ、冗談だよ!」
「ザック!?」

感想

・そんなに街の人が出てこないのはご愛敬か。意外と少人数のキャストで作られています。
・メタルに興味なかったけど、とても面白かった。メタル好き=悪魔崇拝者っていう偏見は根強いんですかね。気の毒。
・直球のド下ネタが多いホラーは久しぶりかも!とてもユニークなお話です。