「善き人に悪魔は訪れる」

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2014年の映画「善き人に悪魔は訪れる」を見ました。アメリカのサスペンス映画。
殺人犯が家に入って来たらどうする?という、比較的シンプルなお話。

ネタバレ

殺人犯・コリンが護送車から脱走する。彼は怒り出すと自分を抑えられない。
そのまま元カノの家に行くが、彼女には新しい恋人がいる。怒りだして、殺人犯は彼女を殺す。

主人公のテリーは、元検事。子どもを育てるために、現在は家庭に入っている。親友のメグがたびたび彼女を訪れ、話し相手になっている。そして大雨の日。コリンは車の事故にあったので電話を貸してほしいと主人公の家に侵入する。
その後からやってきたメグとテリー、コリンは3人で飲み始める。だが、メグの詮索にイライラしたコリンは、こっそりと彼女を撲殺する。テリーはメグは急に帰ったというコリンの話を信じかけるが、傘が残っていることを不思議に思う。

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テリーはコリンが危険人物であることに気が付く。さんざん追いかけられ、逃げようとするが、彼女と子供はつかまってしまう。
車で逃亡しているコリンとテリー、その子どもたち。警察に止められるが、ごまかそうとするテリー。「ママー、パパはどこにいるの?早くおうちに帰りたい!」子どもの声で、警官も不審がる。その警察官を、コリンは殺してしまう。

元カノの家に戻ってくるコリン、連れられてきたテリーと子ども。最後の戦いが始める。
鍵でコリンの傷口をえぐるテリー。暖炉の置物でコリンに殴りかかり、取っ組み合いをする2人。しかし、最終的にテリーがコリンのことを撃つ。

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テリーは助かるが、夫が家にいなかった理由、なかなか助けに来られなかった理由が浮気だと知り、夫をビンタする。その後、新しい土地で引っ越しをして新生活を始め、検事に復帰しているテリーの姿がそこにはあった。

感想

・追っかけっこのシーンやら何やらは特筆すべき点なし。
・子どもが2人必要だった理由がまっったくわからない。赤子、全然話に絡んできてないし。「ババドッグ」みたいに、発達障害っぽいお子さんの面倒で大変ならまだ理解できるんですけど、キャラとして子持ちの母で元検事にしたのはなぜなのかなあ?
・コリンが何考えているかわからないわりに、「何考えてるのかわからない怖さ」があるわけでもなくて、何を怖がればよかったのでしょうか。