「フロム・ダスク・ティル・ドーン」シーズン1・第5話のネタバレ

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牧師・ジェイコブは、車を運転しながら妻が死んだ交通事故のことを思い出している。ラジオでは、ゲッコー兄弟のニュースを報じている。
セスは、牧師から救急箱の場所を聞き出そうとするが、彼は反応しない。脅すセスに、指で場所を示す牧師。セスは彼の身分証明書を見つけ、「フラー牧師?(あんたが牧師?)」とからかう。
セスはメキシコの国境を越えて無事に仕事を終えたら、彼らを無傷で解放するという。だが、牧師は家族を守るために、言われなくても仕事をやり遂げるつもりだ。

トイレに入ったリッチーは、美女の幻覚を見る。「もうすぐ会える」という彼女だが、「心に影のある者たちが邪魔をしてくる」というメッセージを伝える。

カルロスと電話で通話するセス。兄弟が派手な騒ぎを起こし続けているせいで、カルロスはイライラしている。

フレデリコの上司とフレデリコも電話している。上司は彼からバッジを没収することを明言して、彼とアールを比べ、彼の無鉄砲さを嘆く。
フレデリコの回想。アールは「決して他のレンジャーを敵にまわすな」と彼に助言する。
フレデリコは手錠をかけられて搬送されそうになるが、気の毒に思った仲間が手錠を外す。その瞬間、フレデリコは仲間を殴って逃走する。

車で移動している一家と兄弟だが、スコットはリッチーに銃を下ろしてほしいと頼む。散々彼をからかった後、銃を下ろすリッチー。だが次の瞬間、スコットの背後に黒い蛇が見え、彼は少年に銃を向ける!心配する牧師も、リッチーには悪魔のように見える。

牧師の回想。彼は必死に妻を励ます。だが、妻は調子が悪いようだ。メキシコの思い出を語り合う夫婦。「神が導いてくれる」と微笑んだ夫を見て、妻は突然シートベルトを外し、車外に飛び出そうとする。そのまま、車は転倒する。

リッチーは混乱しており、セスに彼らを殺すべきだと主張する。

スコットは銃を隠し持っていることを、ケイティに告白する。

リッチーの話を聞き、彼をたしなめるセス。彼の方が正しいと持ち上げる。

牧師は車の中に落ちていたペンチを、セスの目を盗んで拾い上げるが、その瞬間、目の前に検問所の渋滞が現れる!すんでのところで車をストップさせる牧師。
セスは、牧師の妻について詮索する。そして、牧師が気にしていることを聞きまくり、地雷をことごとく踏み抜いていく。

ケイティは、リッチーが神の啓示を受けているのではないかという。リッチーとケイティは目をつぶり、お祈りを始める。スコットも目を閉じるが、彼はこっそり銃を取り出す。スコットはリッチーに銃を突きつけるが、セスはスコットに銃を突きつける。牧師はスパナを武器にしようとするが、セスにはかなわない。スコットは銃を取り上げられ、リッチーは彼を殺そうとする。その瞬間、牧師は前の車に追突する。

牧師が名乗って交渉すると、ぶつけられた相手もみるみる態度を軟化させる(相手が牧師だから)。だが、車の傷のことで連絡先を交換したいと言い出した相手を、仕方なしに牧師は殴って気絶させる。

彼を車内に運び込む兄弟。緊急事態だ。男の代理として、スコットが殴られた男の車を運転させることにする。

検問所の事務所の中で、俯いている男に詰問している職員。この俯いている人物は何者なのか?

兄弟を追っていたフレデリコの車も、渋滞に追いつく。

父と2人きりになった瞬間、スコットは検問で兄弟のことを告発して、皆を助けようといい出す。だが、父は余計なことをするなと言う。

フレデリコがキャンピングカーを見つけるが、上司が彼を手配をしており、保安官自身が拘束されてしまう。

スコットは男の車に乗り込むが、嘘がヘタすぎて降車させられる。キャンピングカーでは、牧師がそれを仕組んだのだと喧嘩が始まる。だが、騒がしい車内の物音のせいで女性職員が中に入ってきてしまう。男に毛布をかけ、娘のように見せかける父。兄弟とケイティはトイレに隠れている(ケイティは人質)。

俯いている人物は、突如立ち上がって電話をしている職員を襲う。そして次の瞬間、職員の姿に見た目を変化させる。そして、その吸血鬼はフレデリコを捕まえて、事務所の中に連れてくる。フレデリコを部屋の中に閉じ込める吸血鬼。
そして、スコットのところに足を運ぶ。何も話さない彼に満足する吸血鬼。彼の腕をつかんで一瞬黙り、「ラクロス部じゃなくて良かった」と漏らす(少し前に、ラクロス部のいじめ?のことをスコットがケイティに話していた。そのせいで彼は銃を隠し持っていたらしい。その記憶を、吸血鬼は触っただけで読み取ったのだ)

キャンピングカーに職員(正体は吸血鬼)がスコットを連れて戻ってくる。彼は女性職員を車外に出し、彼らに先に行くように促す。

フレデリコは監禁されている部屋に血痕を見つける。そして、物置の扉を開けて職員の死体を見つける!そこに別の職員が入ってくるが、フレデリコはそいつを倒し、そのまま逃げる。

牧師の回想。妻のジェニーが死んだ瞬間、彼は自分の祈りが無意味だったと思ってしまったのだ。彼は嘘をついていたことを子供たちに告白する。妻は心の病気だったのだ。子供たちもその独白に聞き入る。

検問を通過しようとするキャンピングカーだが、フレデリコがそれを追う。しかし、フレデリコの前には職員の姿をした吸血鬼が現れ、また姿を変える。その正体はカルロスだった。彼の合図で、手下が検問所に大量の銃弾を撃ち込んでいく。

検問を突破したと喜ぶセス。次の瞬間、先ほど牧師が気絶させた男が目を覚ます。「僕の車は?」
次の瞬間、金をいくらかつかまされて荒野に置き去りにされている男の姿が映しだされる。

フレデリコは川を泳いで越える(服はゴミ袋に入れて、濡れないようにしている)。
「ごめん、アール」
彼は、川岸にレンジャーのバッジを置いていく。

バイクに先導され、車は「TITTY TWISTER」(邦題だと「おっぱいグルグル」だそう)という店に着く。下に「FROM DUSK TILL DAWN」とも書かれている店は、テキーラバーのようだ。周辺には荒くれもののバイカーたちがたむろしている。
ここが目的の店だ。兄弟は呟く。
「どんな気分だ?」
「最高だ」