「ウェイワード・パインズ 出口のない街」後篇・第2話(シリーズ7話)のネタバレ

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第7話 反逆の始まり(Betrayal)

イーサンは、ピルチャーから反乱グループの存在を聞く。グループのメンバーは分かっていないが、彼らの狙いは街のフェンスを破壊することだった。フェンスが破壊されればアビーが襲ってくるため、イーサンは街を守るべく捜査を始める。そんな頃、イーサンの車に爆弾が仕掛けられた。反乱グループの仕業だと考えたイーサンは、その爆弾を手掛かりにメンバーを特定していく。そして、ついにグループのリーダーを割り出すが…。
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ネタバレ

ピルチャーはイーサンを家に送り、誰にも真実を明かさないようにと言う。

翌朝、テレサはイーサンをキッチンで見つける。シアトルに戻ろうと主張するテレサに、イーサンは真実を伝える。「外の世界は消えた」と断言するイーサンに、テレサは戸惑う。彼がおかしくなったのでは、とテレサは心配する。

車に乗り込むが、異常に気が付くイーサン。妻と息子を徒歩で向かわせる。
彼がボンネットを開くと、そこには爆弾がある。

保安官事務所で車に仕掛けられていた爆弾を分解しているイーサン。住人のファイルを探り、爆弾を作る技術があったフランクリンという男を探し出す。だが、そこにパムがやってきて彼を手伝うと言い出す。では、監視システムを見せてくれと言うイーサン。それでフランクリンを監視するのだ。

息子と通学するテレサ。だが、過去の話をするテレサをベンは咎める。ベンは学校にも街にもなじんでいるようだ。
怪しい教師のメーガンは学校に入ろうとするテレサの前に立ち、彼女を拒絶する。

イライラしているテレサは33区画の前を通りかかる。そしてフェンスの扉を開けて中に入っていく。その下に何かがあることを足音で理解したテレサ(鉄のような音が響いたため)。

イーサンはフランクリンとバーで話をしている。フランクリンの前歴についてつっこむイーサン。慌てて彼は立ち去る。イーサンはその後を尾行する。

生物学の授業をしているモーガン。生殖についての授業をニヤニヤしながら聞いている生徒たち。「ウェイワード・パインズでは、生殖こそが重要な仕事」だと強調される。
モーガンはまるで、生徒たちの“生殖”を煽っているようだ。「変な授業」とベンは呟く。

病院で話しているピルチャーとパム。ピルチャーは反乱分子の存在に頭を悩ませ、落ち込んでいる。彼らはなぜ、守られているのに外に出ようとするのか?破壊しようとするのか?パムは懸命に彼を慰める。

尾行した結果、他の店でフランクリンが話していたのがハロルドだと知ったイーサン。彼はハロルドに「俺の車の仕掛けられていた爆弾について」話そうと誘い出す。だが、店を出た瞬間、ハロルドは逃げようとする。だが、あっけなくイーサンが取り押さえる。

ハロルドは取り調べを受けている。自分が単独犯であるというハロルドだが、イーサンは信じていない。

33区画の地下に何かがあると指摘するテレサだが、ビッグ・ベンは安全に過ごしたいならば詮索をしないほうがいいと明かす。

イーサンはケイトを家に呼び、彼女がリーダーであるはずだと詰め寄る(イーサンの家の監視カメラやマイクは撤去されている)。反乱分子の組織は、当初は本音で過去を話し合うだけの会だったという。だが、それがいつの間にか変化していった。
ケイトに真実を打ち明けるイーサンだが、やはりケイトは信じようとしない。

メーガンはエイミーがベンを誘おうとしているのを応援する。エイミーは今夜、ベンとデートをするつもりのようだ。

イーサンは、ケイトに壁を壊すなと警告する。

ケイトは店に戻り、イーサンは洗脳されているとハロルドに告げる。イーサンの忠告もむなしく、彼女は「今夜決行よ」と言い出す。だがそこに電話がかかってきて、年に1度の不妊相談の日だったことを思い出すケイト。怪しまれないように出かける。

病院では、パムが不妊相談に乗っている。終わって外に出たハロルドに「今夜、2つの計画を同時に進行させる」と指示を出すケイト。エレベーターで乗り合わせたテレサは、ケイトにイーサンのことについて相談する。
ケイトは上司のハスラーに「政府実験に協力する捜査官」として選ばれ、街になじんでいるという。他の捜査官にも厳しく試される予定だと。ケイトを試しているのは、イーサンなのではないかと彼女は思っている。

テレサはイーサンにあったことを話している。イーサンは、ケイトがまだ計画を実行させる気だと推測する。

夜、デートの約束をするベンとエイミー。だが、イーサンがそこに現れて彼を無理やり車に乗せる。

イーサンの車に爆弾を仕掛けたのはテッドだったようだ。彼はハロルドからオルゴール型の爆弾を回収して、トランクの荷台に乗せる。

夜、壁のそばに爆弾を仕掛けているケイトと仲間たち。そこにイーサンが迫る。
ケイトに銃を突きつけ、爆弾を解除させるイーサン。彼女をタテに、保安官事務所まで彼らを引っ立てていく。
ケイトはイーサンが洗脳されたと信じている。イーサンは彼女に再度警告するが、彼女は「やめないわ」と断言。そこで、イーサンは別の仲間(ハロルドたち)がまだ爆弾を持っていることを知る。

ベンは家を抜け出し、エイミーと合流する。エイミーはトラックの荷台に乗り込み、それに乗って森へ行こうと提案する。そのトラックはもちろん、テッドのものだ。

パムと監視カメラを検証しているイーサン。テッドがハロルドから爆弾を受け取った証拠を突き止める。だが、ベンとエイミーを乗せたトラックはもう走り出している。エイミーは荷台にあったオルゴールを見つけ、動かし始める。そしてそのままキスをはじめ、オルゴールを放置する。

ハロルドと仲間たちは、イーサンの乗った車を止めようと進行方向にゴミ箱を引きずり出す。だが、そのせいで仲間の1人が挟まれて重傷を負う。

イーサンは走って車を追いかける。トラックの中では、オルゴールが煙をあげている。キスし続けているベンとエイミー。
イーサンがトラックに追いついた瞬間、それは爆発する!
トラックの荷台から吹き飛ばされ、フラフラと立ちあがった少女がエイミーであることに気が付いたイーサン。そして、ぐったりしていたベンを発見する。