「ストレイン 沈黙のエクリプス」シーズン1・第9話のネタバレ

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あらすじ

第9話 消えゆく者たち THE DISAPPEARED

セトラキアンら一行はエフの家に寄り、感染したケリーの恋人マットからザックを救い出す。エフとノーラはマットの死体を焼き、連絡が途絶えたケリーの帰りを待つ一方、セトラキアン、ダッチ、フェットとザックは質店へ。フェットはセトラキアンの“大いなる脅威”を滅ぼす戦いに参加することに同意し、ダッチはパーマーから大金を積まれて通信システムを破壊したことを認める。セトラキアンの第二次世界大戦時の回想から、人間だった頃のアイヒホルストやマスターとの因縁も明らかになっていく。

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ネタバレ

クイーンズのエフの家。「ママに電話してって言ってたのに」「電話に出ないんだから」とブツブツ言っているママの親友・ダイアン。どうやら、ザックを家まで送ってくれたようだ。ひとりで家に入るザック。家の中に誰かがいる気配がする。
「マット?ママ?」
家の中は荒らされている。

ちょうど、エフも家にやって来る。そして、マットがザックを襲おうとしているところに遭遇する。変成したマットを殺すエフ。
「下がってろ、死体に近付くな」
言うことを聞くザック。
「ママはどこだ?」
「さっき帰ってきたばっかりで、マットに襲われたんだ」
物音を聞きつけ、がやがやと家に入ってくるエイブラハムたち。
「誰?」
「元妻の恋人だ。でももう違う」

「家を調べなければならん」というエイブラハム。手分けして、変成した妻が家に潜んでいないかをチェックする。「地下室は?」と聞かれ、場所を教えるエフだが「もし下に妻がいても、息子がいるうちには何もしないでくれ」と頼む。マットは他の誰かとも争ったことを推測するエフたち。おそらく、ケリーなのか。ザックは喘息の発作を起こす。
「奥さんが変成していたら、息子を追い求めて戻ってくる」
とりあえず、マットの死体を始末しなければいけない。

まだ留置所にいるガスは、具合の悪いフィリックスを心配している。もう死にそうだが、警察はそれどころじゃないようだ。具合が悪そうで、襟元にゲロをくっつけているフィリックス。
「助けて、死にたくない」
それを優しくなだめるエフ。

FBIに逮捕されたことを息子にツッコまれて慌てるエフだが、息子に言い訳する。そしてエイブラハムの店に彼を連れていくことにする。だが、ザックの関心はひとつだけ。
「ママはどこにいるの?」

ノーラは、ジムのことでヴァシーリにツンケンしている。
「感染したら絶対に助からん」
でも、納得できないノーラ。
「私かエフがすべきだった、彼を愛していた人が」
「でもその覚悟がなかったろ」
「あなたは心ってものがないの?」

次の戦いに備えようというエイブラハム。

エイブラハムの過去。
ポーランドの収容所では、ドイツ軍の旗色が悪い様だ。軍人たちは慌てている。穴を掘らされている男たちの中にいるエイブラハム。ふと、アイヒホルストと目が合う。

とりあえずエイブラハムに息子を託すエフ(マットの死体を燃やすため)。ダッチは「こんなことを言うの変だけど、あの友達のこと、私ショックだった」と発言する。「仕方なかったとしても、残念ね」。ザックはパパに「もう逮捕されないでね」「ママにダイアンが怒っているって言っといて!」と叫ぶ。

ダッチを送っていくヴァシーリ。彼女は家に駆けこんで、先に逃げた女友達・ニッキーがいないかチェックする。しかし家は荒らされていて、金は全部盗まれている。
「お金を盗んでいった。全財産を」
「だから俺はルームメイトを作らない」
「おっさんだからでしょ」
と手厳しいダッチ。

「親友だったのに」
「俺は友達も作らない」
「ノートPCも持っていかれた、私のすべてが入っているのに」
「君が死んだと思ったのでは?」
「もっとひどい」

2人きりでヴァシーリが戻ってくるのを待っているザックとエイブラハム。
「こっちにこんか?」と誘うも、自分から隣に座る。
「マットが死んだって言ったら、ママはすごくパニックになる」
「マットは君を愛していたから襲ったんだ」
ザックを襲ったのは「飢えのせいだ」とエイブラハムは説明する。人から人に感染する狂犬病のようなもの。
「死を悼み前に進め、人生は続く。人生を無駄にするな」

エイブラハムの過去。
彼は盗んだナイフを脛に隠す。
「見事に完成させてから抜け殻だな、芸術家だからか」
アイヒホルストは彼を嘲る。

ヴァシーリは彼なりにダッチを思いやる。そこにダッチの友人のロニーがやってくる。「マリファナのやりすぎよ」と言われるも、明らかに変成しているのだ。兄弟同然だったのにと嘆くダッチに「ここにも奴らがいる、着替えをとってこい」と指示するヴァシーリ。
戻ってきたヴァシーリと、自宅から逃げてきたダッチにエイブラハムはこう言う。
「遅かったな、キーがあれば先に行ってた」
「だから持ってったんだ」ヴァシーリはキーを手の中で揺らす。
「決心がついたか」
ダッチも仲間になるようだ。

エイブラハムの質屋。「冗談じゃないわよ!私を置き去りにして!料理はしませんからね!」と喚いているノーラの母。彼らは地下室に進んでいく。吸血鬼の本に興味を示したザックに「呼んで覚えておけ、役に立つ」と指示するエイブラハム。「人間の協力者がいるはずだ」と、情報操作について推測する彼らにダッチはギクリとする。
それは人間の歴史に足跡を残そうとした者であり、金に目がくらんだ者でもあると彼は考えている。ダッチは心苦しい。

エイブラハムはヴァシーリを気に入っている。
「冷静で感傷的ではない、迷いがない。感情的ではない」
「感情はある」
「君には似合わない」
彼を仲間に誘うが、「自宅に戻ってくる」とヴァシーリは退却することを告げる。

マットの死体を燃やそうとしているエフとノーラ。ケリーはどこかに行ったのか?未だにわからない。
「アルゼンチンではこんな風に人間が消える」と、自国の思い出を語るノーラ。
「ジムが死んだなんて。誰より優しい人だったのに」
「あいつのシャツをめくった時が人生最悪の瞬間だ」
しかし、マットの葬いはあっさりと燃やして終わらせる。しかも、ゴミ箱に死体を入れ、燃やしているのだ。

インターネットでの通信手段を断つのも彼らのやり方のひとつだと言うエイブラハムに、ダッチはとうとう告げる。エルドリッジ・パーマーに雇われたと。自分がハッカーだと告白したのだ。
「君が通信を崩壊させたのか」
「優越感を感じてた、お金ももらえた」
それも盗まれた、自業自得だと皮肉る。
アイヒホルストについて「蝋人形みたいな男、ゾッとした」と語るダッチ。元には戻せるのか?できても手遅れか?それでもエイブラハムは「投げ出すわけにはいかん」と決意を固める。

エイブラハムの過去。
何かがまた収容所の部屋の中に入ってくる。
「エイブラハム……」
それは話しかけてきた。恐怖に震えるエイブラハム。
「私の姿を幾夜目にした?」
手を握りつぶそうとする何か。それは、マスターに他ならない。
「ずっと見ておきながら、私を止める手立ては他になかったのか」
そしてこうも言う。「どこにいる?お前の神は私には見えない」

別の場所に移送されているガスやフィリックス。具合が悪そうなフィリックスは、とうとう変成を始める。運転手を襲うフィリックス。ガスは、手錠を外して逃げようとする。

ノーラはママからの電話攻撃でほとほと疲れている。ふと、ノーラとエフは手を重ねてキスをする。寝室で激しく求め合う2人。

護送車では、フィリックスを中心にバトルロワイヤル状態になっている。倒れた警官から鍵を盗んで手錠を外すガス。
「撃て!」
撃つことができないガス。
「許せ兄弟!」
ガスは逃げ出す。

エイブラハムは、父を待つザックとミルクで乾杯する。

エイブラハムの過去。
収容所の朝、「指を力いっぱい引っ張ってくれ」と他の者に頼むエイブラハム。骨折して脱臼したらしく指を、なんとか動かせるところまで戻してもらう。しかし、その指をナチスに発見され、役に立たないと判断される彼。他の「役立たず」と思われた男たちと一緒に、射殺されることになりそうだ。その瞬間、収容所が攻撃される。混乱のなか、仲間たちと逃げるエイブラハム。手を怪我しているが、助け合って逃げ出す。

「ケリー、いないの?」ノーラとエフは、ケリーの親友であるダイアンと鉢合わせてしまう。こんな場所でセックスするなんて!と怒るダイアンはノーラに挨拶され、「なるほど、ケリーから聞いてる」と言う。面食らうエフ。「親友を傷付けたらタダじゃおかない」と毒づくダイアン。

エイブラハムのところに戻ってくるエフたち。皆眠っている。
「ママはどこ?」
その質問に答えられないまま、2人で寝るエフとザック。

銀の弾を自分の体から取り除くアイヒホルスト。忌々しげにしている。

アイヒホルストの過去。
走り続けている彼は、森の中の秘密の小屋のような場所に隠れる。酒を飲みながら棺を見ていると、そこにはマスターが現れる。
「全て仰せの通りにしました」
「時は来た、新たな秩序の世界へ」
マスターの顔が見える。鼻がないし、目は真っ赤に濁っている。ミイラの死体のような顔をしている。マスターはアイヒホルストの腕に爪で傷を作り、虫を体内に入れてやる。

感想

・エフとノーラが突然盛り出したのは恐怖のせいなのでしょうか。
・マットがあっさり退場。当て馬すぎる。
・このエピソードはカッコイイセリフが多いです。