「ジェサベル」

jessabelle

2014年のアメリカ映画「ジェサベル」。もうオカルト映画はお腹いっぱい!と言いたいところではあったのですが、なかなかの良作だったのが嬉しい。製作陣が手掛けた「インシディアス」も「パラノーマル」シリーズもさほどハマっていない私でも楽しめたのは、POV要素もあからさまなオカルト要素(悪魔召喚の儀式やら、悪魔に魅入られた少女やら)も排除したからでしょうか。
監督は「ソウ6」と「ソウ ザ・ファイナル」の人なんだそう!見る前から嫌な予感がビンビン来ておりました。... 続きを読む

「ネスト」

nest

2014年のスペイン/フランス映画「ネスト」を見ました。ケヴィン・コスナーのほうの「ネスト」とは全然別のお話。キャッチフレーズが「『エスター』を凌ぐ衝撃のラスト!!」「この女、狂ってる」というものなのですが、「エスター」とは全然別物の映画という印象なので、何言ってるんだコイツと思いました。もしかして「ミザリー」と間違えたのか?... 続きを読む

「ババドッグ ~暗闇の魔物~」

babadog

2014年のオーストラリア映画「ババドッグ ~暗闇の魔物~」を見た。多動な息子に悩まされ、生活に疲れ切ったシングルマザー。彼女と息子に迫る魔物「ババドッグ」にいつの間にか浸食されていく母の恐怖と狂気を描いた作品。オカルトに分類されると思うのですが、ババドッグの禍々しさはここ最近のオカルト作品のなかでもユニークです。ちょっとクレイアニメというか、「紙兎ロペ」っぽいというか。... 続きを読む

「鰻の男」

unaginootoko

2014年の韓国映画「鰻の男」。キム・ギドク監督が脚本を担当しており、監督はまた別の人のパターン。でも、この映画はなかなかに考えさせられるのであります。
原題は「MADE IN CHINA」。鰻の養殖をしていた中国人が、その鰻の再検査のために韓国に密入国するという話。私自身、すごく考えさせられた映画です。... 続きを読む

「モンスター上司2」

Horrible-Bosses-2

2014年のアメリカコメディ「モンスター上司2」。
1はまったく!素晴らしい!と言いたくなる優秀なコメディでしたが(アメブロのほうでも触れていますが、バナナマンのコントに通じるくらい、テンポがよくてキャラがよくてやりとりが面白い)この作品はややパワーダウンしている感が否めない。
それでも充分面白いんですけど!ジェニファー・アニストンのコメディエンヌ(と言うかマジキチ)ぶりを見ているだけでも、心が洗われます(嘘)。... 続きを読む

「RE-KILL [リ・キル] 対ゾンビ特殊部隊」

rekill

意外と楽しみにしていたゾンビ映画「RE-KILL [リ・キル] 対ゾンビ特殊部隊」。
2013年のアメリカ映画です。
・形式でいえばPOV映画であり、かなり凝った作りになっています。
(ゾンビ特殊部隊に密着したモキュメンタリーで、テレビで放映されているていなのでCMも挿入される)
・ただ、CG乱用映画でもある
(ゾンビが数千人出てくるシーンなんて、現実味がなさすぎて泣ける)
・画面が暗すぎて、真夜中に見るか雨戸を閉めるかしないと見えない。あと、演出でしょうが手ぶれがひどくて酔うレベルです。... 続きを読む

「スティーヴン・キング ファミリー・シークレット」

A GOOD MARRIAGE

2014年のアメリカ映画「スティーヴン・キング ファミリー・シークレット」を見ました。これは本来は「A GOOD MARRIAGE」ってタイトルのようですね。邦題では「素晴らしき結婚生活」なんですけど、なぜか「家族の秘密」というタイトルに変貌しています。
25年以上連れ添った夫が連続殺人鬼、しかもゴリゴリのヘンタイだったら……というお話。まあ、結局のところ女性は苦悩しつつもドライなところもありますよね、という話。反対のバージョンの方が気になるけど。愛情深い嫁が殺人鬼だったら旦那はどうするものなのでしょうか?この映画のようなラストには向かわないような気がしますね。... 続きを読む