「ウォーキング・デッド」シーズン5・第11話のネタバレ

walkingdeads5

11話のあらすじ
第11話 不審な男(原題:The Distance)

突然現れたアーロンと名乗る男は、コミュニティーが遠くない所にあり、そこに全員を受け入れたいと申し出る。コミュニティーの写真を見せるなどして信用してもらおうとするアーロン。彼を信じ安全な場所に向かおうという雰囲気が流れるが、リックだけは頑なに受け入れようとしない。不信感と敵対心にあふれるリックをミショーンがなだめ、アーロンを信じてみようと説得。彼が車を隠したという場所へ事実を確かめに向かう。
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第11話のネタバレ

さて、タイトルからして怪しい「不審な男」。小屋の中にやけに清潔感のある謎の男・アーロンくんを連れてきたマギーとサシャ。
一気に空気がぴりっとします。

実はこの近くにコミュニティがあるらしいのですが、それにリックたちを誘いに来たのがアーロンの役割のよう。ただし、参加するにはオーディション(面接)があるようです。

リックにバッグを渡すようにサシャに頼むアーロン。そのバックパックのポケットには、封筒が入っています。コミュニティーの安全性を示すためのバリケードの写真。壁は鋼鉄や鉄骨で作られているようです。
そこは安全性もばっちりだし、人もそこそこいる。リックたちの力があればより強大なコミュニティになれると言うのです。
しかし、話の途中でアーロンを殴りつけるリック!なぜ??

一気に警戒する彼ら。
前エピソードの水(道に置いてあったペットボトルの水)も、彼らの仕業だった模様です。
アーロンはリックをずっと観察していたよう。飲み水を見ても、揉めたり喧嘩を始めたりしない。ウォーカーたちを見てもすぐに対処できる。あなたたちは人間らしい人間だ、だから協力してほしいとアーロンは訴え続けています。

それでも信頼しないリック。
「それじゃあ連れていくよ、全員」と言い出すアーロン。殺すチャンスがあったのに殺してないもん!というアーロンの言葉をやはり信じないリックの疑り深さ!

しかし、ミショーンはジュディスが生き延びるためには、さまざまな方法を模索しなければいけないと主張。
ミショーンの意見にグレンも賛成し、アーロンの隠しているという車を探しに行くことに。リックはミショーンとグレン、エイブラハムとロジータを一緒に向かわせることにします。

そして残りのメンバーは小屋を出て、二手に分かれることに。そしてアーロンと2人になるリックです。アーロンは「あなたは僕たちを殺さない、何も殺さない」と言いますが、もしも仲間が戻らないならアーロンを殺すと宣言するリックです。

アーロンの話に心動かされているミショーン。グレンはそれでも、警戒すべきであるという意見は揺るがしません。しかし歩くダリルだちを、誰かが見張っています。

お腹を減らしたジュディスのために、自分の持っていたアップルソースをあげるというアーロン。
しかしアーロンは食べたがりません。彼はアップルソースが嫌いだそう。リックは彼に無理矢理毒見させ、自分もちょっぴり舐めて(本人も毒見)、子どもに与えます。

グレン組。
アーロンの言っていた場所には本当に車があったのですが、森からウォーカーが出てきて襲いかかります。
ウォーカーの始末に失敗するエイブラハム。ロジータが代わりに対処しますが、エイブラハムのお礼を無視します。ユージーンとのトラブルの時の対処法や、酒浸りなのを怒っているみたい。
しかし2人きりで昔話をすると、ロジータにも笑顔が戻ります。

車にあった物資を奪って戻ってきたリックたち。ただし、アーロンのキャンプには加わらないことを明言します。しかし、ミショーンは「誰にも襲われなかった」ことから、アーロンを信じてもいいのではないかと主張。
ダリルも合意し、ようやくリックも彼らの話にイエスと言います。
(リックの頑固さがすごい)

しかし、アーロンは頑なにキャンプの場所を言わず(車に乗ったら言うと主張)、運転も自分がすると言い、道までも指定します。
せめて「暗くなってから移動する」というリック。キャンプの様子をうかがいたいようです。
「場所を言えばすぐに移動する」と言われても、口を割らないアーロン。

外で車を見ているリックに、ミショーンが話しかけます。
「行くと言ったのは本心?それともキャンプの場所を聞き出すため?」
と尋ねます。
ここでウッドベリーや終着駅の話を出し、思い出させるリック。
正しい秩序が保たれているように見えながら、裏では略奪や殺人が横行していたウッドベリーや、人肉モグモグパーティ開催中だった終着駅。
さて、アーロンの言うキャンプををどこまで信じていいのか?

夜、車で移動中。
車の中には、なぜか大量のナンバープレートがあります。
「全州のプレートを集めたいから」というアーロン。
キャンプの写真を見せられるミショーンですが、ふと気が付きます。
写真に人が写っていないことに。

ここでアーロンに質問をするミショーン。
「今までにどれだけのウォーカーを殺した?」
戸惑うアーロン。
「たくさんだ」
「人間は?」
「2人だ」
「なぜ?」
「殺されそうになったから」
ここで集音器を見つけるリック。もしかして、自分たちの計画を盗聴していたのではないか。仲間もそれを聞いていたのではないか。
そんな疑惑が噴出した瞬間、車の前にウォーカーの群れが!
ミンチになったウォーカーの血肉で前が見えないまま、後続車が追突するかもしれないので停車できない!
だから進むしかないのです。

しかし途中で停車したものの、後続車はやってこない。しかもはねたウォーカーのせいで、車の調子が悪くなります。迫るウォーカー。動かない車。

そこで、唐突に信号弾が打ちあがります。慌てだすアーロン。アーロンは逃げてしまい、ミショーンとリック、グレンはとりあえず光のほうへと走ります。

真っ暗闇の中、しかも森。ウォーカーは殺しても殺しても、きりがない。
この襲来のせいで、グレンは単独ではぐれてしまいます。ヒヤッとする展開もありつつ、グレンはウォーカーを撃退。
アーロンを見つけて助けてあげます。
しかしさっさと行こうとするグレンに「みんな一緒じゃなきゃ乗り切れない、だろ」と、彼らの会話を聞いていたことを暗に認めます。

グレンを探すリックとミショーン。
ここでリックが信号弾をウォーカーに打ち込むので、ピカピカ光るウォーカーが見られます。
合流するも、他のメンバーはどこにいるのか?信号弾は何だったのか?という謎が残ります。すぐ解決するけど。

と、すぐにダリルたちと合流する面々。こちらの車も大破しています。
アーロンは大慌てで、エリックという男を探しているようです。足の骨を折ったらしいエリック。マギーが手当てしたようです。
ここでキスをする2人。ナナナナント、ゲイカップルが初登場ですね!?そういやタラも同性愛者だけど、その設定はシーズン5では登場せず。

信号弾を上げたエリックを心配してかけつけたらしいアーロン。そのエリックは車に轢かれて足の骨を折ったみたいです。
ここでアーロンの集めているナンバープレートを渡すので、アーロンの話がいろいろ本当だったことがわかります。
この人はいい人ですのでご安心を。やたらと身綺麗なのはゲイだからだったというオチ。

エリックを助けてくれたことに感謝の意を述べるアーロン。今夜は廃墟で眠ってから移動することになるようです。
しかしリックはまだアーロンを警戒しており、エリックとアーロンを一緒に寝かせないようにします。それに反発するアーロン。
グレンはリックを押しとどめ、「人間らしくいることも大切だ」と語ります。

次の日。放置されていたキャンピングカーで移動中。アーロンに薬と水を差しいれるノア。
アーロンは拠点「アレクサンドリア」にいる、凄腕の医師のことを語ります。この医師の話は伏線なのか?

森を抜けてきて、ようやく笑顔が戻るロジータとエイブラハム。ただし、車が途中で故障します。バッテリーが上がってしまったのでしょう。
その一方で「戦いは終わり」と、やっと人間らしい生活に戻れることに安堵するミショーン。
しかし「ルールは常に変わる」というリックです。
その横で、グレンとエイブラハムが車の修理を行い、車が再び動き出します。
少しだけ時間が欲しいというリックはひとりで行動。銃をひとつだけ廃墟に隠します。

門の前に着き、緊張するリック。
ウッドベリーのこと。終着駅のこと。失った仲間のこと。今までの旅のこと。全て思い出しているのでしょうか。
ドキドキしながら車を降りる彼ら。
リックに「この行動が間違いでも、あなたは正しい」と言うキャロルです。
そして門が開く……?!というところで、このエピは終わり。

第11話の重要なできごと

・アーロンくんとの交流
・頑固なリックが正しいのか、他のメンバーが合っているのか?
・ミショーンがやたらと腰を据えたがっているキャラになってる
・ウォーカー大量轢き殺され展開があります
今シーズンから、やたらと「ウォーカーの死」「捕食された人間の死」が丁寧に描かれている。
と思ったけど、よく考えたら今まで人間同士で殺し合っていた展開のほうが多かったんだっけか。
・次回から「アレクサンドリア」編がスタート!一筋縄ではいきません!