5話のあらすじ
第5話 愚直な前進(原題：Self Help )
グレンとマギーを連れてワシントンＤＣへと向かうエイブラハムたち。教会で修理したバスで順調に走行していたが突然転倒し、すぐにウォーカーに囲まれてしまう。常に周囲から守られ、ウォーカーと戦うことを避けてきたユージーンだが、タラに促され初めてナイフを手にする。ウォーカーは倒したもののバスは炎上。一度休息し体制を立て直すことを主張するグレンに対し、“前進あるのみ”と言うエイブラハム。一行は彼に従うが…
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第5話のネタバレ
エイブラハムの乗るバスのなか。運転するエイブラハムの髪の毛をいじるロジータ。いちゃいちゃしまくりです。
ユージーンはあえて襟足を伸ばしているそう。願をかけているといいます。なんだかいろいろ考えてしまっているらしいユージーンは、少し落ち込んでいます。
いろいろ質問しようとするグレンですが、ユージーンは専門的な知識でけむに巻いている印象。自分の髪型についても「好きなんだ」と主張します。自分のボスもこの髪形を好きだと言ってくれた、だから切らせない。そういうユージーンですが、ちょいちょい言うことが変わる印象。これはなぜでしょうか？
と、その直後にバスが横転（パンク）？そこに現れるウォーカーたち！急転直下！ピンチであります！！！
場面が代わって、むちゃくちゃに殴り合っている男たち。エイブラハムが男たちをボコボコにしているのです。スーパーマーケットで「エレン」という女性を探しているエイブラハムの記憶。
はっと彼が気が付くと、現実世界のバスの中です。
とりあえずバスを脱出して、逃げることにした彼ら。
物凄いスピードでウォーカーたちを殺しまくる面々。
ウォーカーの群れの中で困惑する彼ですが、ユージーンに襲い掛かるウォーカーはなんとか倒します。
教会に戻った方がいいという他の面子に、エイブラハムは進み続けようと主張します。
そこでグレンに冷静になれと言われ、徐々に落ち着くエイブラハム。手の傷が開いて血まみれになっている彼のためにも、物資や車を探すことになります。しかし去り際、死体に唾を吐くユージーン。なんだこの場面
エイブラハムの過去。エレンという女性を探してスーパーを彷徨います。立ち上がる女性と子どもたち。振り返った瞬間、また現実世界に戻ります。
本屋に侵入した彼ら。本を燃やし食事の用意をして、エイブラハムの傷口を縫い合わせます。
グレンとエイブラハムの会話。
エイブラハムはグレンに感謝の意を告げます。ついてきてくれて助かったと。ナイフを弄ぶエイブラハムですが、グレンと話している間もそれをやめようとしません。これは彼の不安の表れか？
「強いものだけ生き残った。俺たちも。助け合うか、殺し合うかだ」と物騒なことを言い出すエイブラハム。
真意は何なのか？助け合うのは難しい、ということをエイブラハムは言いたいようです。彼の過去が関係しているのでしょうか。
その夜、いきなりロジータとヤリまくりのエイブラハム。それを覗いているユージーン。しかも「自己啓発本」のコーナーの隙間から見ているので、2人は大爆笑。
なんちゅう場面だ。
タラに声をかけられ、「私は被害者なき変態だ」みたいな、インテリ言い訳をするユージーン。「命を救ってくれてありがとう」というタラに、ユージーンはタラのアドバイス通りに動いただけだと伝えます。
しかし、ここでユージーンが驚くべき発言をします。
彼が、バスの燃料経路にガラスを入れたというのです。教会で仕込んだというのですが、タラは「死にかけたのに」と困惑。
「壊したかった」という彼に理由を尋ねるタラですが、「病気から世界を救えなければ私は無意味だ」と言い出すユージーン。
自分が役に立たないかもと不安なのか？
「それでも助ける、仲間だから」と言うタラ。
タラは今の話は2人の秘密にしようとユージーンに話します。
無表情のユージーン。
「私たちはずっと一緒よ、何があっても」
というタラ。
「何で話したんだろう」
と悩むユージーン。
「人間界へようこそ」と肩をすくめるタラです。
その頃、眠れないマギー。仲間のことを考えているようです。その頃、本屋のまわりに何から人影が……？ウォーカーか？
また、エイブラハムの記憶。
怯えるエレンや子どもたち。みんな傷だらけです。「大丈夫だ、大丈夫……」というエイブラハム。
朝。テーピングし直しているもらっているエイブラハムの姿があります。
一度休んで体制を立て直した方がいいというロジータと、出発を急ぐエイブラハム。手つかずの家ばかりなので、物資を探して1日休もうというマギーたちですが、目の前に停められている消防車を利用して旅を続けようと強硬に主張されて折れます。
エイブラハム、消防車まで運転できるの！？というより、アメリカの消防車はどの免許なんだかわからない。
しかし、ちょっと進んだらすぐに止まってしまう消防車。どうやら人を引きまくってどこぞに肉が詰まっているようです。
と、そこに転がってくるタイヤ。
消防署の中からゾンビがウヨウヨ飛び出してきます。
ここで消防車を利用して、放水してゾンビを撃退するユージーン。水圧でゾンビの顔も体も吹き飛び、全員ぶっ倒れます。
「中の病人を死なせて」と道路に描かれたメッセージを見つけて、「HAHAHAHA、参るぜ」と笑うエイブラハム。
そして素手で消防車に詰まった人肉をかきだします。
またエイブラハムの記憶。
エレンと子どもたちがどこかに行ってしまったので、スーパーから飛び出していきます。
消防車の整備のためか、また道の真ん中で止まっている面々。ここでユージーンの隣に座り、髪型の理由を推測するマギー。
「その髪型で個性を出そうとしている、周りの人間との違いを出そうとしている」と指摘します。聖書のサムソンの話を引き合いに出して、ユージーンのことを励まします。
と、風上から臭ってくるいや～なにおい。その正体を確かめに行く面々ですが、ウォーカーがたっぷりいます。回り道をしようというグレンたちと、進もうというエイブラハム。
なぜ、彼はここまで直進にこだわるのでしょうか？
と、ユージーンをつかんで前進しようとするエイブラハムですが、なんと！突然！ユージーンが「自分は科学者じゃないんだ」と独白します。
ただ単に、自分は頭がいいだけというユージーン。
彼は独自の分析により、ロサンゼルスへ行けば生き残れる確率が高いと計算していたのです。
嘘をついてでも人を連れていけば、自分もハッピー一緒に行った人もハッピー。そう思っていたと。
「あなたのために、たくさんの人が死んだ」と責めるロジータ。
だからこそ、時間が経てば経つほど、嘘が重たくなってきたユージーン。そのせいで先に進みたがらなかったのでしょう。
全てを把握して、ユージーンをボコボコにするエイブラハム。
彼に殴られたユージーンは、昏倒してしまいます。
そして彼は思い出します。
エレンや子どもたちの死体を目撃した時のことを。ウォーカーにぼろぼろに引き裂かれた死体を。
この時自殺しようとしていたエイブラハム。
しかし、泣きながら走ってきたユージーンをとっさに助けます。そのまま立ち去ろうとするエイブラハムですが、ユージーンがとっさについた例の嘘で立ち止まるのです。
エイブラハムは騙されていた。しかし、ユージーンがついた嘘で彼は救われた部分もあったのではないか。
それでも、ボブやたくさんの人がユージーンを守るために死んだという事実は変わりません。
第5話の重要なできごと
・エイブラハムはユージーンを殺してしまったのか？
・ユージーンの嘘が判明したが、彼らはロサンゼルスに向かうのか？
・エイブラハム、ロジータ、ユージーンは主要キャラクターに名前が掲載されていないけど、消えたりするのかしら……？？
・放水でバラバラになるゾンビは爽快！この発想はなかった
・次回からはダリルとキャロルのエピになる模様